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革靴

スコッチグレインのEとEEEの違いまとめ!選び方とおすすめモデル

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こんにちは!革の小部屋管理人の小次郎です!

日本の本格革靴ブランドとして圧倒的な人気を誇るスコッチグレインですが、いざ自分の一足を決めようとすると、スコッチ グレインのeとeeeの違いで立ち止まってしまう方は本当に多いですよね。

私自身、最初はウィズがどこに書いてあるのかさえ分からず、サイズ感やサイズ表を眺めては「結局どれが自分に合うんだろう?」と悩んだ経験があります。特にリーガルなどの他社ブランドを愛用している方にとっては、サイズの基準が違うことも混乱の元になりがちです。

また、最近注目されている4Eウィズについても、自分に必要なのか気になるところ。この記事では、私が実際に調べた知識をもとに、それぞれの特徴や失敗しないための選び方を詳しく解説していきます。この記事を最後まで読めば、あなたの足にピッタリ合う「運命の一足」がきっと見つかるはずですよ。

ポイント

  • EとEEEの12ミリの差がもたらす具体的なフィット感の違い
  • 品番やロゴからウィズを確実に見極めるチェックポイント
  • 沈み込みや中敷き調整を考慮した一生モノのサイズ選び
  • 4Eウィズや他社ブランドとの比較による最適な一足の判断基準

スコッチグレインのEやEEEの違いと木型の設計思想

スコッチグレインの靴は、日本人の足を徹底的に研究して作られています。そのこだわりを知ることで、なぜ「E」や「EEE」といった区分けが重要なのかが見えてきます。まずは、ブランドの根幹にある設計思想から紐解いていきましょう。

ポイント

  • E・EE・EEEの違い詳細
  • それぞれのサイズ感とサイズ表詳細
  • ウィズはどこに書いてある?主要モデルとその場所
  • オデッサに代表されるEウィズの洗練されたシルエット
  • アシュランスが基準となるEEEウィズの安定した履き心地

E・EE・EEEの違い詳細

スコッチグレインのサイズ選びにおいて、私たちが最初に理解しておくべき最大のポイントは、その独特なサイズ表記のルールです。一般的なスニーカーなどは、靴そのものの内部の広さを基準にしていますが、スコッチグレインは「足入れサイズ」という考え方を採用しています。

これはつまり、「自分の足の長さが25.5cmなら、25.5cmと表記された靴を選ぶ」という、極めて直感的なシステムなんです。しかし、ここで重要になるのが「ウィズ(足囲)」の存在です。

足の長さが同じでも、横幅や甲の高さは人それぞれ違いますよね。スコッチグレインでは、日本人の足型の変化に合わせて、細身の「E」、標準的な「EE」、ゆとりのある「EEE」、そして極幅広の「EEEE(4E)」という段階的なウィズを用意しています。

かつての日本人は「幅広甲高」が一律の特徴とされてきましたが、最近は食生活や生活スタイルの変化により、細身の足を持つ方も増えています。そのため、ブランド側も「誰にでも合う一足」ではなく「その人の足に最適化された一足」を提供するために、これだけ細かく木型を分けているんですね。

また、全てのモデルにおいて約2cmの「捨て寸」が設けられています。これは歩行時に足が前後に動く際の遊びであり、これがないと指先を痛めてしまいます。スコッチグレインはこの捨て寸のバランスが非常に絶妙で、見た目の美しさと機能性を両立させているのが特徴です。自分のウィズを正しく選ぶことは、この捨て寸を正しく機能させることにも繋がるんですよ。

正確な足の計測方法については、日本靴連盟が定めるJIS規格(日本産業規格)が基準となっており、多くのメーカーがこれに準拠しています。(出典:一般社団法人足と靴と健康協議会『JIS規格(靴のサイズ)』

それぞれのサイズ感とサイズ表詳細

「E」と「EEE」の違いを、もっと具体的に数字で見てみましょう。実は、同じ25.5cmというサイズの靴であっても、EウィズとEEEウィズでは、足囲(親指と小指の付け根を通る一周の長さ)に約12mmもの差があります。

たった1.2cmと思うかもしれませんが、革靴の世界においてこの差は劇的です。容積に換算すると、ハーフサイズからワンサイズ分くらいの余裕が生まれる感覚に近いですね。

表記サイズ(cm)Eウィズ 足囲(mm)EEEウィズ 足囲(mm)寸法の差(mm)
24.023724912
25.024325512
26.024926112

この表からも分かる通り、サイズが上がるごとに足囲も一定の割合で大きくなります。私自身の体験で言うと、Eウィズは足を包み込むような「タイトなフィット感」があるのに対し、EEEウィズは指先に解放感があり、「リラックスした履き心地」になります。

ただし、数字だけで判断するのは少し注意が必要です。なぜなら、モデルによってつま先の形(エッグトゥかチゼルトゥかなど)が異なるため、同じウィズでも「体感的なキツさ」が変わることがあるからです。このサイズ表はあくまでベースとして考え、実際のモデル特性を次で見ていきましょう。

最近ではスマートフォンを使って足を3Dスキャンできる「ZOZOMAT」などのツールも普及しています。

自分の足がJIS規格でどの位置にいるかを知っておくと、スコッチグレインのサイズ選びが格段に楽になりますよ!

ウィズはどこに書いてある?主要モデルとその場所

さて、「今自分が持っている、あるいは店頭で見ているスコッチグレインがどのウィズなのか分からない!」ということもありますよね。

実は、ウィズを確認する方法はいくつかあります。最も確実なのは、靴の内側(腰裏)に印字された4桁の品番をチェックすることです。スコッチグレインではモデルごとに木型が決まっているため、品番を見れば自動的にウィズが判別できる仕組みになっています。

代表的なウィズの見分け方

ポイント

  • 品番の頭文字やシリーズで判断:例えば、人気の「オデッサ」シリーズ(916など)はEウィズ、「アシュランス」シリーズ(3526など)はEEEウィズと決まっています。
  • インソールの刻印:モデルによっては、かかと部分のインソールに「E」や「EEE」と小さく刻印されている場合があります。
  • 箱のラベル:購入時の外箱があれば、そこにサイズと並んでウィズが明記されています。

また、スコッチグレインの主要モデルがどのウィズに属しているのか、ざっくりと把握しておくと店舗での試着がスムーズになります。私の大好きな「オデッサ」や「ベルオム」は、シュッとした細身のEウィズ。一方で、雨の日の強い味方「シャインオアレインIII」や「アシュランス」はゆったりしたEEEウィズです。

まずは自分がどのウィズに当てはまるのかを知るために、基準となるEEEのアシュランスを試着してみて、そこから「もっとタイトがいいか、もっと広い方がいいか」を判断するのが、失敗しないための近道かなと思います。

オデッサに代表されるEウィズの洗練されたシルエット

Eウィズのモデルは、一言で言えば「エレガントの極み」です。特にスコッチグレインの代名詞とも言える「オデッサ」を履くと、そのシルエットの美しさに驚かされます。

つま先を低く抑え、鼻先を長く見せるロングノーズの木型は、足元を驚くほどスマートに演出してくれます。最近のスリムなシルエットのスーツとの相性は抜群で、ビジネスシーンにおいて「デキる男」の足元を支えるには最適な選択肢と言えるでしょう。

さらに、Eウィズのモデルには、使用される皮革にも並々ならぬこだわりがあります。ドイツのワインハイマー社やフランスのアノネイ社といった、世界最高峰のタンナーから供給される高級カーフ(生後6ヶ月以内の仔牛の革)が使われることが多いんです。

きめ細やかで上品な光沢を放つこれらの革は、履き込むほどに自分の足の形に馴染み、深い味わいが出てきます。

ただし、その洗練されたデザインゆえに、履き始めはかなりタイトに感じることがあります。特にかかと周りも小さめに設計されているため、最初は「ちょっとキツいかな?」と不安になるかもしれません。

でも、これがグッドイヤーウェルト製法のマジックで、馴染んだ後は吸い付くような最高のフィット感に変わるんです。自分の足が標準より細め、あるいはスマートに履きこなしたいという方には、ぜひ挑戦してほしいウィズですね。

アシュランスが基準となるEEEウィズの安定した履き心地

対して、EEEウィズはスコッチグレインの「良心の象徴」だと私は思っています。代表格である「アシュランス」は、ブランド内でも圧倒的な販売数を誇る大ベストセラーモデルです。日本人の足型を徹底的に分析した結果、最も多くの人が快適に履ける「黄金比」のような木型を採用しています。

EEEウィズの特徴は、何といっても圧倒的な安定感です。幅広・甲高と言われる日本人の足に合わせて、指先や土踏まず周りに適度なゆとりを持たせています。しかし、単に「ブカブカ」なわけではありません。

スコッチグレインのEEE木型は、「二の甲(足の甲の中ほど)」をしっかりとホールドするように設計されているため、靴の中で足が遊んでしまうのを防いでくれるんです。これにより、長時間の外回りや立ち仕事でも疲れにくい、実用性に優れた一足になっています。

デザイン面では、オデッサのような鋭いロングノーズではなく、少し丸みを帯びた「ラウンドトゥ」が主流です。これがまた、誠実でクラシックな印象を与えてくれるんですよね。流行に左右されず、どんな職種や年齢層の方でも安心して履ける普遍的なデザイン。

まさに「これ一足あれば間違いない」という、安心と信頼のウィズ。私自身も、迷った時はいつもこのアシュランスの履き心地を思い出して基準にしています。

スコッチグレインのEとEEEの違いから考える失敗しない選び方

ウィズの違いがわかってきたところで、次は「じゃあ、結局自分はどう選べばいいの?」という実践的なお話に移りましょう。他社ブランドとの比較や、購入後の変化も見据えた選び方のコツを伝授します。

ポイント

  • リーガルのEEとサイズ感を比較する際の注意点
  • 4Eウィズが提供する幅広甲高ユーザーへの適合性
  • グッドイヤーウェルト製法の沈み込みを見越したサイズ選び
  • 匠ジャパンによる中敷き調整を活用した微修正のコツ
  • 試着時に確認すべき羽根の開きと踵のホールド感

リーガルのEEとサイズ感を比較する際の注意点

スコッチグレインを検討する際、必ずと言っていいほど名前が挙がるのが「リーガル(REGAL)」ですよね。実は、この両ブランドを比較する際には少し注意が必要です。リーガルの定番モデル、例えば「811R」などはEEウィズが主流ですが、このリーガルのEEが、スコッチグレインのサイズ感で言うと「EとEEEのちょうど中間」くらいに感じることが多いんです。

リーガルで26.0cm(EE)がジャストな方が、スコッチグレインで同じ26.0cm(EEE)を選ぶと、少し緩く感じてしまうことがあります。逆にEを選ぶと「最初がかなりキツい」と感じることも。メーカーによって木型の思想が異なるため、数字だけで判断せず、一度ゼロベースでフィッティングすることが大切です。

また、大きな違いとして挙げられるのが「かかとの食いつき」です。スコッチグレインは、リーガルに比べてヒールカップ(かかと部分)を小さめに設計する傾向があります。

これによって、幅広のEEEであっても、歩いた時にかかとがパカパカ浮きにくいという、非常に優秀なホールド感を実現しています。リーガルでかかとが抜けやすいと感じていた方は、スコッチグレインのEEEを試してみると「これだ!」という感覚に出会えるかもしれませんよ。

4Eウィズが提供する幅広甲高ユーザーへの適合性

もし、EEEを履いてみても「小指が当たって痛い」「甲が高すぎて羽根が全然閉じない」という場合は、無理をせずに4E(EEEE)ウィズを検討してみてください。一般的に4Eというと、「コンフォートシューズのようなボテッとしたデザイン」を想像しがちですが、スコッチグレインの4Eはひと味違います。

「4014」や「4016」といった4E専用モデルは、熟練の職人が木型を限界まで削り込み、広幅でありながら視覚的にスッキリ見える工夫が施されています。高級感のある国産カーフを使用し、雨の日にも強い仕様になっているモデルもあり、実用性と審美性を高いレベルで両立させています。

これまで「自分に合うオシャレな革靴なんてない」と諦めていた幅広甲高の方にとって、この4Eシリーズは救世主のような存在です。無理をして小さいウィズを履き続けると、外反母趾などのトラブルを招く恐れもあります。自分の足に正直に、最適な幅を選ぶことが、結果的に一番長く、カッコよく靴を履き続けるコツなんですよね。

グッドイヤーウェルト製法の沈み込みを見越したサイズ選び

スコッチグレインの靴選びを難しく、かつ面白くさせているのが、この「沈み込み」という現象です。スコッチグレインの靴は、ほぼ全てがグッドイヤーウェルト製法で作られています。この製法は、靴の内部(中底とアウトソールの間)にコルクやスポンジなどの中物がぎっしり詰まっているのが特徴です。

履き始めて数ヶ月経つと、自分の体重によってこの中物が足の形に合わせてギュッと押し潰され、インソールが1〜3mmほど沈み込みます。すると、足裏のフィット感が増すとともに、靴の内部容積がわずかに広がるんです。

これを考慮せずに、お店で履いた瞬間に「あ、これ最高に楽だ!」というジャストすぎるサイズを選んでしまうと、半年後には「なんだか少し緩くなってきたな…」と感じることになります。

理想的なのは、購入時に「横幅は少しタイトだけど、どこか一点が突き刺さるような痛みはない」という状態です。特にEウィズを選ぶ際は、この馴染みを計算に入れて選ぶのがプロの楽しみ方。最初は少しの辛抱が必要かもしれませんが、それを乗り越えた先にある「自分だけの形に成形されたインソール」の履き心地は、もう他の靴には戻れないほどの感動を与えてくれますよ。

匠ジャパンによる中敷き調整を活用した微修正のコツ

それでも、「どうしても右足だけ少し緩い」「馴染んだら全体的に少し大きくなってしまった」という悩みが出てくることはあります。そんな時に頼りになるのが、スコッチグレイン専門の修理工房「匠ジャパン」です。ここでは、メーカー直系ならではの高度なサイズ微調整サービスを受けることができます。

特におすすめなのが、「ショルダーレザーによる中敷き調整」です。これは、靴の内部の中敷きを一旦丁寧に剥がし、その下に厚みの異なる牛革(ショルダーレザー)を挿入して、再度中敷きを貼り直すという手法です。市販のインソールのように「いかにも調整しています」という見た目にならず、靴を脱いだ時もスマートなまま。しかも、天然皮革を使うので通気性や馴染みも損なわれません。

修理・調整の目安:

  • ハーフサイズ程度(約3mm)の調整:税込3,000円〜4,000円前後
  • ワンサイズ程度(約7mm)の調整も可能!

※価格は当時の参考です。最新の料金や納期は、公式修理サイト「匠ジャパン」を必ずご確認ください。

このように、購入後のアフターフォローが完璧に整っているのもスコッチグレインの強みです。「サイズ選びに絶対に失敗できない」と身構えすぎず、こうした調整手段があることを知っておくと、安心して一歩踏み出せますよね。

試着時に確認すべき羽根の開きと踵のホールド感

店舗で試着する際、店員さんに任せきりにするのではなく、自分でもぜひチェックしてほしいポイントが3つあります。これを押さえるだけで、サイズ選びの成功率はグンと上がりますよ。

1. 二の甲のホールド感

足の甲の真ん中あたりが、靴にしっかり支えられているかを確認してください。ここがスカスカだと、歩くたびに足が前方に滑ってしまい、指先が靴の先端に当たって痛めてしまいます。いわゆる「前滑り」を防ぐのは、幅の広さではなくこの甲のホールド感なんです。

2. 羽根の開き具合

靴紐をしっかり結んだ状態で、左右の羽根(紐を通す部分)の間に約1.5cm〜2cm程度の隙間があるのが理想的です。もし羽根が完全に閉じて(くっついて)しまっているなら、その靴はあなたにとってウィズが広すぎるか、甲が低すぎる証拠。逆に羽根が大きく開きすぎているなら、ウィズを上げることを検討しましょう。

3. かかとのホールド感

紐を結んだ状態で軽く店内を歩いてみて、かかとがパカパカ浮かずに、自分の足に吸い付いてくるかを確認してください。スコッチグレインはかかとが小さめに作られていますが、それでも浮く場合は木型そのものが合っていない可能性があります。この3点を意識するだけで、EとEEEのどちらが自分に相応しいか、驚くほど明確に分かってくるはずです。

スコッチグレインのEとEEEの違いによるサイズ選びの結論

ポイント

  • 足入れサイズ: スニーカーではなく「足の実寸」を基準に選ぶのが基本
  • 12mmの差: EとEEEは足囲が12mm異なり、容積がワンサイズ分変わる
  • モデル特性: シャープな細身なら「E」、標準・幅広なら「EEE」
  • 判別方法: 靴の内側にある「4桁の品番」からウィズを確認できる
  • 沈み込み: 馴染むと中底が沈むため、最初は「少しキツめ」が理想
  • 試着のコツ: 紐を結んだ際の羽根の開きが「1.5〜2cm」なら合格
  • 微調整: 緩くなっても「匠ジャパン」の中敷き調整で修正可能

もしあなたが、「足元をシャープに見せたい、細身のスーツを愛用している、足が標準よりスリムだ」と感じるなら、間違いなく「Eウィズ」がおすすめ。

反対に、「長時間の歩行でも疲れにくさを重視したい、標準的な日本人の足型だ、初めての本格革靴で失敗したくない」という方は、まずは「EEEウィズ」からスタートするのが正解です。

12mmという数値の差は、最初は大きく感じるかもしれませんが、それはあなたの足を守り、かつ美しく見せるための「こだわりの差」でもあります。

そして、グッドイヤーウェルト製法特有の沈み込みや、匠ジャパンの調整サービスといった「後からどうにでもなる仕組み」がスコッチグレインには備わっています。だからこそ、あまり難しく考えすぎず、最後は自分の直感を信じて選んでみてください。

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