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革靴

Fauveとリーガルの違いって?ブランド系列やコンセプトまで解説

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こんにちは!革の小部屋管理人の小次郎です!

アウトレットモールなどで見かけるfauveという文字。リーガルの看板があるお店に置いてあるから、リーガルの靴なのかなと思いつつ、ロゴが違うので気になっている方も多いのではないでしょうか。

ネットでfauveとリーガルの違いについて調べてみると、メンズはあるのか、実際の評判はどうなのかといった疑問や、サイズ感の選び方に悩む声もよく目にします。

実はこのブランド、知っておかないと損をするある事実があるんです。この記事では、私が調べたfauveの正体や読み方、現在の立ち位置、そして賢い選び方について分かりやすくお伝えしますね。

ポイント

  • fauveがリーガルのラインナップの中でどのような立ち位置だったのか理解できる
  • ブランドが終了した背景と現在代わりとなっているブランド名がわかる
  • リーガル本体の靴とfauveの作りや素材における具体的な違いがわかる
  • アウトレットや中古市場でfauveを選ぶ際の注意点とサイズ選びのコツがわかる

Fauveとリーガルの違い・ブランドの正体

Fauveとリーガルの違い・ブランドの正体
革の小部屋

まずは、多くの人が抱いているこのブランドは何者という疑問を解消していきましょう。リーガルという大きな傘の中にいながら、なぜfauveという別名がついているのか、その背景を探ってみました。

ポイント

  • フォーブの読み方やブランドの源流
  • リーガルのアウトレットで展開される役割
  • 利用者の評判から見る履きやすさの秘密
  • ブランド終了と後継BEAUFITへの移行

フォーブの読み方やブランドの源流

フォーブの読み方やブランドの源流
革の小部屋

まず最初に、このブランドの読み方からスッキリさせておきましょう。綴りは「Fauve」と書いて、「フォーブ」と読みます。これはフランス語に由来する言葉で、「野獣派(フォーヴィスム)」や、動物の毛色を指す「黄褐色・鹿革色」といった意味を持っているんです。

どこかナチュラルで、気取らない力強さを感じさせるネーミングですよね。この名前の響きからも、ガチガチのビジネスシューズというよりは、日常に溶け込む柔らかな革靴というイメージが伝わってきます。

さて、次に皆さんが気になっているラインナップについてですが、結論から申し上げますと、fauveにメンズラインは一切存在しません。フォーブは、株式会社リーガルコーポレーションが展開していた「完全なレディース専門ブランド」として歴史を歩んできました。

そのため、男性の方が「リーガルのメンズでfauveのデザインが気に入ったから探している」という場合、残念ながら店頭やカタログで見つけることはできないんです。

なぜ女性専用ブランドだったのか

革靴の世界において、リーガル本体は「堅牢・伝統・重厚」といったイメージが強いですが、女性のユーザーからは「もっと軽くて、すぐに足に馴染む柔らかい靴が欲しい」という要望が根強くありました。フォーブはそのニーズに応えるべく、女性のライフスタイルに特化した設計思想で作られていたんですね。

そのため、木型(ラスト)から素材の選定に至るまで、すべてが女性の足の特性に合わせて最適化されているのが特徴です。もし男性で似たような雰囲気の靴を探しているなら、リーガルのメインラインにあるカジュアル寄りのモデルをチェックするのが近道かなと思います。

アウトレットで展開される役割

アウトレットで展開される役割
アウトレットモール

「fauveの靴、どこで見かけたっけ?」と思い返してみると、その多くは「リーガルアウトレット」の店舗内ではないでしょうか。実はこれこそがフォーブの戦略的な立ち位置を示しています。フォーブは、百貨店やリーガルシューズなどの路面店で並ぶ主力商品とは異なり、主にアウトレット店舗での販売を主軸に置いたブランドなんです。

リーガルのメインラインは、国内の自社工場(新潟のチヨダシューズなど)で熟練の職人が作る「グッドイヤーウェルト製法」などの高級ラインが中心で、価格も3万円〜5万円ほどすることが珍しくありません。

対してフォーブは、リーガルが培った「日本人の足に合う木型」のノウハウを継承しつつも、製造拠点を海外(カンボジアなど)に移したり、製法を簡略化したりすることで、「一万円台から手に入るリーガル品質の靴」という非常に高いコストパフォーマンスを実現していました。

アウトレット専売と聞くと「質が低いの?」と不安になるかもしれませんが、そこは天下のリーガル。厳しい品質管理基準はフォーブにも適用されており、決して「安かろう悪かろう」ではありません。あくまで、流通コストや製造工程を見直すことで、私たちが日常的にガシガシ履ける価格帯に落とし込んでくれた、お財布に優しいブランドだったんですね。

このように、高級路線のリーガル本体とは別の層、つまり「ブランドの安心感は欲しいけれど、もう少し気軽に、カジュアルに靴を楽しみたい」という層を取り込むのがフォーブの重要な役割だったと言えます。

利用者の評判から見る履きやすさの秘密

利用者の評判から見る履きやすさの秘密
革靴評判

実際にfauveを愛用している方の評判を調査してみると、驚くほど共通して挙がる声があります。それは、「履いた瞬間から足が包み込まれるような柔らかさ」です。

一般的なリーガルの紳士靴などは、最初は革が硬く、足に馴染むまで痛みを伴う「修行期間」があることで有名ですが、フォーブにはそれがほとんどありません。その秘密は、徹底的にコンフォート(快適性)にこだわった素材使いにあります。

fauveが「疲れない」と言われる主な理由

  • ソフトレザーの採用: アッパー(表革)に最初から屈曲性の高い柔らかい革を使用しているため、靴擦れが起きにくい。
  • 高機能インソール: 「リーガルプラチナム」などの技術を応用し、クッション性が高く足裏のアーチを支える中敷きを多用している。
  • ゆとりのある幅広設計: 日本人女性に多い外反母趾や甲高にも対応できるよう、ワイズ(足囲)が3Eなどのゆったりしたモデルが豊富。

私が見た口コミの中には、「他のパンプスは1時間で足が痛くなるけれど、フォーブなら一日中立ち仕事をしていても大丈夫だった」「スニーカー感覚で履けるのに、見た目はきちんとした革靴なので重宝している」といった絶賛の声が並んでいました。

特に40代以上の、足の健康を意識し始めた世代からも高い信頼を得ているのが印象的でしたね。お洒落を諦めたくない、でも足の痛みも我慢したくない……そんなわがままな願いを叶えてくれるのが、フォーブの最大の魅力だったのでしょう。

ブランド終了と後継BEAUFITへの移行

さて、ここでお伝えしなければならない非常に重要な事実があります。これからフォーブを探そうと思っている方には少し残念なお知らせかもしれませんが、fauve(フォーブ)というブランドは、2026年現在、すでに展開を終了しています。

かつてアウトレットの棚を彩っていたあのロゴは、今や公式の現行ラインナップからは姿を消しているんです。

しかし、悲しむことはありません!リーガルはフォーブで培った「履き心地の良さとリーズナブルな価格」というコンセプトを捨てたわけではありません。現在は「BEAUFIT(ビューフィット)」というブランドが、その精神を真っ直ぐに引き継いでいます。

ブランド終了と後継BEAUFITへの移行
リーガルブランド一覧

実際にアウトレット店舗に行ってみると、以前フォーブが置かれていたスペースには、このビューフィットが並んでいるはずです。

BEAUFITはフォーブと何が違うの?

正直なところ、履き心地やターゲット層、価格帯などはフォーブとほぼ同じと考えて間違いありません。「ビューフィット」という名前の通り、より「美しく、かつフィットする」という部分を強調したリブランドと言えるでしょう。3Eや4Eといったゆったりした足囲の展開も共通しており、フォーブのファンだった方の多くが、現在はビューフィットへと移行しています。

項目旧ブランド:fauve(フォーブ)後継ブランド:BEAUFIT(ビューフィット)
コンセプトカジュアル・コンフォートビューティ・コンフォート
主な販売先アウトレットアウトレット・一部通販
足囲(ワイズ)主に3E中心3E〜4Eまで幅広く展開
入手難易度高い(中古や在庫のみ)容易(現行ブランド)

もし今、フォーブのような履き心地の靴を探しているのなら、迷わずビューフィットをチェックしてみてください。それが今のリーガルが提示する、最適解と言えるでしょう。

構造から探るFauveとリーガルの違い

構造から探るFauveとリーガルの違い
革の小部屋

ここからは、目に見えるブランド名だけでなく、靴の「中身」にフォーカスして、fauveとリーガルの違いを深掘りしていきましょう。靴好きならずとも、この構造の違いを知ることで、なぜ値段が違うのか、なぜ履き心地が違うのかがハッキリと見えてきますよ。

ポイント

  • パンプスのサイズ感と試着時の注意点
  • 独自のナチュラルウェルトが持つ意匠性
  • ブーツやローファーなど今から手に入れるには?
  • リーガルリペアで受けられる安心の修理
  • 屈曲性に優れたセメンテッド製法の利点
  • カジュアルな靴に特化した製品コンセプト

パンプスのサイズ感と試着時の注意点

パンプスのサイズ感と試着時の注意点

リーガルの靴を語る上で避けて通れないのが、独自の「リーガルサイズ」という問題です。一般的なスニーカー(ナイキやアディダスなど)と同じ感覚でサイズを選ぶと、ほぼ確実に「大きすぎる」という失敗をしてしまいます。

これはリーガルの木型が、古き良きアメリカのゆったりした設計を日本人の足に合わせて改良してきた歴史があるからなんです。もちろん、レディースのfauveもその傾向を色濃く受け継いでいます。

フォーブのパンプスを選ぶ際の鉄則は、「普段より0.5cmから1.0cm小さいサイズを基準にする」ことです。例えば、いつも24.0cmを履いている人なら、まずは23.0cmや23.5cmから試すべきです。

特にフォーブは幅広(3Eなど)のモデルが多いため、長さだけでなく横幅のゆとりにも注意が必要です。歩いたときにかかとがパカパカ浮いてしまうのは、サイズが大きい証拠。これは靴擦れの最大の原因になります。

フィッティングで見極めるべきポイント

試着の際は、必ず「むくみ」が出る夕方に、実際に履く予定のタイツやストッキングを着用して行ってください。また、フォーブは柔らかい革を使っているため、履き込むうちにさらに足に馴染んで(伸びて)いきます。

最初から「ちょっとゆとりがあるかな?」と感じるサイズを選ぶと、1ヶ月後にはブカブカになってしまうリスクがあるんです。少しタイトかな?と感じるくらいが、実はジャストサイズであることが多いですよ。

独自のナチュラルウェルトが持つ意匠性

独自のナチュラルウェルトが持つ意匠性
ソール修理

fauveのデザインを特徴づけている要素の一つに、「ナチュラルウェルト」の採用が挙げられます。ウェルトとは、靴のアッパーとソールを繋ぐ部分にある細い帯状のパーツのこと。

リーガルのメンズ靴などでは、ここを黒や濃い茶色で塗りつぶして重厚感を出すのが一般的ですが、フォーブではあえて着色せず、革そのものの明るい色(ナチュラルカラー)を残したデザインが多く見られます。

この「コバ」の部分が明るいだけで、靴全体の印象はガラリと変わります。どっしりとした革靴の風格を持ちながらも、足元が軽やかに、そして女性らしく柔らかく見えるんですよね。

ホワイトレザーやベージュ系の革を使ったモデルにこのナチュラルウェルトが組み合わさると、まさにフォーブらしい「大人カジュアル」な一足が完成します。こうした「あえてきっちりしすぎない」遊び心こそが、リーガル本体とは異なる、フォーブ独自のアイデンティティだったのかなと思います。

ブーツやローファーなど今から手に入れるには?

ブランドが終了してしまった今、fauveの新品を正規店で手に入れるのは、残念ながら「ほぼ不可能」に近い状態です。アウトレットの隅っこに奇跡的にデッドストックが残っている可能性はゼロではありませんが、現実的には二次流通、つまり中古市場やフリマアプリを活用するのが最も近道になります。

現在でもメルカリやヤフオク、楽天の古着ショップなどでは、数多くのfauveが出品されています。特にブーツやローファーは作りが頑丈なため、中古でも状態の良いものが多いのが魅力です。

ブーツやローファーなど今から手に入れるには?
Fauve出品

しかし、ここで一つだけ重大な注意点があります。それは「加水分解」という現象です。フォーブの一部のモデルで使用されているポリウレタン製のソールは、製造から時間が経つと、履いていなくても内部で水分と反応してボロボロに崩れてしまうことがあります。

見た目が綺麗でも、一度履いた瞬間に底が剥がれる……という悲劇を防ぐためにも、購入前に「いつ頃購入されたものか」「ソールのベタつきやひび割れはないか」を必ず出品者に確認してください。

また、中古だと中敷きの沈み込みが前オーナーの足型になっていることもあるので、気になる方は新しい中敷き(インソール)を一枚入れて調整することをおすすめします。古いけれど良い靴、そんなfauveを今の時代に救い出して履くというのも、革靴好きとしてはオツな楽しみ方かもしれませんね。

⇒【メルカリ】Fauveの出品状況を見る

リーガルリペアで受けられる安心の修理

リーガルリペアで受けられる安心の修理
タンナー

「アウトレットで買った安いラインの靴だから、壊れたら捨てなきゃいけないの?」……そんな不安を抱いている方に朗報です。fauveはあくまでリーガルコーポレーションのブランドですから、リーガルの公式修理サービス「リーガルリペア」を正規に受けることができます。これは、一介の安価な靴ブランドには真似できない、圧倒的な強みです。

千葉県にある専門の修理工場では、製造ラインに負けない技術を持った職人さんたちが、あなたの大切な一足を蘇らせてくれます。かかとのゴムが削れた、中敷きが汚れた、つま先が剥げた……そんなトラブルにも、純正パーツを使って対応してくれるんです。

長く履くことで自分の足の一部になった靴を、修理してさらに長く愛用する。この「育てる楽しみ」を味わえるのは、フォーブが紛れもなくリーガルのDNAを継いでいる証拠ですね。

修理のメニューや料金の目安については、リーガルの公式サイトで詳しく公開されています。正確な情報は、リーガルコーポレーション公式の修理案内ページ(出典:株式会社リーガルコーポレーション)をご確認ください。オールソールなどの大掛かりな修理ができるかどうかは、靴の製法によっても異なりますが、まずは相談してみる価値は大いにありますよ。

屈曲性に優れたセメンテッド製法の利点

屈曲性に優れたセメンテッド製法の利点
セメンテッド製法

リーガルのメインラインが誇る「グッドイヤーウェルト製法」は、ソールを何度も交換できる素晴らしい技術ですが、一方で「靴が重くなる」「最初は靴底が硬くて曲がらない」という欠点もあります。

対して、fauveの多くに採用されているのは「セメンテッド製法」という作りです。これはアッパーと靴底を強力な接着剤で圧着する方式なのですが、これが決して「手抜き」ではないことを理解しておく必要があります。

セメンテッド製法には、レディース靴にとって非常に大きなメリットが3つあります。

ポイント

  • 驚きの軽さ: 金属のシャンクや厚い中底を簡略化できるため、足取りが本当に軽くなります。
  • 抜群の屈曲性: 履いたその日から、足の動きに合わせて靴底がグニャリとしなやかに曲がります。
  • 高い耐水性: 縫い目がないため、地面からの浸水に強く、雨の日でも比較的安心して履けます。

「一生モノの頑丈さ」よりも「毎日の歩きやすさと軽快さ」を重視するなら、この製法はむしろ正義です。特にパンプスのように薄いデザインの靴には、このセメンテッド製法が最適解と言えるでしょう。フォーブのあの「疲れにくさ」は、この合理的な製法によって支えられていたんですね。

カジュアルな靴に特化した製品コンセプト

カジュアルな靴に特化した製品コンセプト
革の小部屋

fauveが最終的に目指していたのは、「頑張りすぎない大人の日常靴」という世界観だったように思います。リーガル本体が「オンタイム」の象徴であるならば、フォーブは間違いなく「オフタイム、あるいはリラックスしたビジネススタイル」のためのブランドでした。

例えば、デザインにメダリオン(穴飾り)を取り入れた本格的なギリーシューズやローファーでも、フォーブの手にかかれば、どこか軽やかで可愛らしい印象に変わります。

カジュアルな靴に特化した製品コンセプト
メダリオン白革靴

素材に柔らかいシボ革を使ったり、発色の良いカラーを取り入れたりすることで、デニムやロングスカートにも違和感なく合わせられる工夫が随所に凝らされていました。 「きちんとした革靴を履きたいけれど、おじさんっぽくなるのは嫌だし、コンフォートシューズのような野暮ったさも避けたい」。

そんな、お洒落に対して敏感で、かつ賢い選択をしたい現代女性の心の隙間を、フォーブというブランドは絶妙に埋めてくれていたんです。この絶妙な「匙加減」こそが、今でも多くの人が「フォーブ、良かったよね」と懐かしむ理由なのかもしれません。

まとめ:fauveとリーガルの違いと最新動向

さて、今回はfauveとリーガルの違いについて、その歴史から構造、そして現在の状況まで詳しく紐解いてきました。最後に、この記事で分かった重要なポイントをおさらいしておきましょう。

fauve(フォーブ)に関する重要まとめ

  • ブランドの正体: リーガルコーポレーションが展開していたレディース専用のカジュアルブランド。
  • 主な特徴: 柔らかい革とセメンテッド製法による「圧倒的な履きやすさ」と「軽さ」。
  • 現在の状況: 2026年現在はブランド終了。後継ブランドは「BEAUFIT(ビューフィット)」。
  • 賢い選び方: リーガルサイズを意識して0.5〜1.0cm下を検討。中古はソールの加水分解に注意。

結論として、fauveとリーガルの違いは、単に価格が安いかどうかではなく、ターゲットとする女性のライフスタイルにどれだけ寄り添えるかという、「優しさの方向性」の違いにありました。堅牢なリーガル本体も素晴らしいですが、フォーブやその後継であるビューフィットが提供する、優しく足を包み込む感覚もまた、革靴の素晴らしい一面です。

この記事が、あなたが「あのお店で見かけたfauve」の正体を知り、納得のいく一足に出会うためのお役に立てれば嬉しいです。なお、個別の製品状態や具体的な修理の可否については、時間の経過とともに変わることもあるので、最終的な判断は公式サイトや専門店で相談してみてくださいね。それでは、素敵な革靴ライフを!

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