こんにちは!革の小部屋管理人の「小次郎」です!
一生モノと言われるパラブーツを手に入れたけれど、意外と悩むのがメンテナンスに欠かせないシューツリー選びですよね。特にパラブーツはリスレザーという独特な革を使っていたり、シャンボードやミカエルといったモデルごとに形が全然違ったりするので、適当なものを選んで型崩れさせたくないという不安があるのも無理はありません。
ネットで調べるとパラブーツのシューツリーには代用できるものもたくさん出てきますが、サイズ感や相性がシビアで、どれが正解か迷ってしまう方も多いはずです。私自身、いろいろな情報を集めたり実際に試したりする中で、やはり純正品には代えがたい安心感があると感じるようになりました。
ということでこの記事では、パラブーツのシューツリーにおすすめのモデルや、サイズ選びのポイント、それからなぜ最終的に純正品に行き着くのかを、興味がある一人のファンとしての視点でお伝えします。
シューツリーのパラブーツ選びが重要な理由

パラブーツを長く、美しく履き続けるためには、他の革靴以上にシューツリー選びにこだわる必要があります。なぜなら、パラブーツは独自の素材使いや、登山靴をルーツに持つ非常に堅牢な「ノルヴェイジャン製法」を採用しているからなんです。
一般的なドレスシューズ用のツリーをそのまま使いまわそうとすると、せっかくの靴の良さを損ねてしまうかもしれません。まずは、なぜパラブーツにとって専用のケアが必要なのか、その深い理由を紐解いていきましょう。
リスレザーの型崩れを防ぐ吸湿性能
パラブーツの象徴的な素材であるリスレザー(Lisse Leather)は、別名「ワクシーレザー」とも呼ばれ、鞣しの段階で通常のカーフよりも多くの油分とワックスを染み込ませています。
これにより、雨の日でも安心して履ける高い撥水性と耐久性を実現しているのですが、一方で、革の繊維が非常にしなやかで「可塑性(形が変わりやすい性質)」が高いという側面もあるんですね。
また、パラブーツの多くに採用されているノルヴェイジャン製法は、防水性を高めるためにアッパーとソールを二重のステッチでがっちりと縫い合わせています。これは素晴らしい技術ですが、その気密性の高さゆえに、靴内部の湿気が外に逃げにくいというデメリットもあるんです。
一日の着用で足から出る汗の量はコップ一杯分とも言われますが、この湿気がライニング(内張り)に残ったままだと、革の腐食やカビ、さらには不快なニオイを招いてしまいます。
そこで重要になるのが、シューツリーの「除湿機」としての役割です。特に無塗装の木製ツリーは、物理的に湿気を吸い取り、靴内部の環境を健やかに保ってくれます。
リスレザーという特殊な素材を、美しいエイジングとともに楽しむためには、この吸湿と形状維持のサイクルを回すことが一生モノへの第一歩ですね。素材の詳細については、ぜひ(出典:Paraboot公式『LEATHERS』)もチェックして、そのこだわりを感じてみてください。
油分が多いリスレザーは乾燥に強いと思われがちですが、内部の湿気は別問題です。カビが発生してからでは手遅れになることも多いため、吸湿性能の高い木材(ブナやレッドシダー)を選ぶのが正解ですよ。
ノルヴェイジャン製法と湿気の関係
ノルヴェイジャン製法は、L字型のウェルトを外側に縫い付けることで水の侵入を徹底的に防ぎますが、これは同時に「空気の通り道」も塞いでいることになります。
グッドイヤーウェルテッド製法の靴よりもさらに内部に熱がこもりやすいため、通気性の良い木製シューツリーによるケアの重要性は、ドレスシューズの比ではないんです。
シャンボードのサイズ選びで失敗しないコツ

パラブーツの不動の人気モデルといえばシャンボード(Chambord)ですが、この靴にぴったり合うシューツリーを見つけるのは、正直言ってちょっとしたパズルのような難しさがあります。
なぜなら、シャンボードは「ハイインステップ(甲高)」という非常にユニークな木型で作られているからなんです。登山靴の血を引くモデルらしく、厚手の靴下を履くことを想定したこの形は、一般的な革靴とは全く異なるボリューム感を持っています。
多くの人がやってしまいがちな失敗が、「甲の低いツリー」を選んでしまうことです。シャンボードの特徴的なUチップ部分(モカシン縫い)は、歩行時に一番激しく折れ曲がります。
甲の低いシューツリーを入れても、このモカ部分の下に隙間が空いてしまい、肝心の履きジワが全く伸びない……という悲しい現象が起きてしまいます。シワが伸びないまま放置されると、そこから革が波打つように変形する「モカ割れ」の原因にもなりかねません。
私自身、シャンボードのケアには、靴のサイズ表記以上に「垂直方向へのテンション」がどれだけかかるかを重視すべきだと感じています。
さらに、シャンボードは「捨て寸(つま先の余裕)」が短い設計になっています。そのため、細長くてスタイリッシュなロングノーズ用のツリーを入れると、つま先が先端に当たる前にサイドが突っ張ってしまい、全体のシワが伸びきらないこともあります。
サイズ選びのコツとしては、「自分のパラブーツのUKサイズに対して、ツリー側がその容積をしっかり埋められるか」を意識すること。シャンボードは表記サイズよりも中が広い「Generous Sizing」なので、普通の靴と同じ基準で選ぶと、スカスカになってしまうことがあるんです。
シャンボードに合わせる際は、前後だけでなく「上下(高さ)」にボリュームがあるモデルを選んでください。ツリーを入れたときに、甲の部分がパンと張る感触があれば、それが正解のサインですよ。
具体的なサイズ感の悩みについては、当サイトのパラブーツのシャンボードのサイズ感選び!失敗しない目安とコツでも少し触れていますが、適切なツリーでシワを伸ばした後に磨くことで、シャンボードの輝きは格段に変わってきます。
ミカエルの代用に最適なモデルの選び方

独特のフォルムが愛らしいミカエル(Michael)。このチロリアンシューズは、シャンボード以上にある意味「クセが強い」存在です。まず、靴紐を通す穴が2つしかなく、履き口が非常に広く設計されています。
このため、足を通していない状態では靴のサイド部分を支えるものがなく、経年とともに履き口が外側に広がってしまう「笑う」という現象が起きやすいんですね。
ミカエル用の代用シューツリーを探す際に絶対に外せないポイントは、「カカト(ヒールカップ)のボリューム」です。一般的なドレスシューズ用のツリーは、細身の靴に合わせてカカト部分がシュッと細く作られていることが多いのですが、ミカエルのカカトはどっしりと大きく丸い形状をしています。
細いツリーを入れてしまうと、広いカカトの中でツリーが不安定に動いてしまい、特定の一点にだけ負荷がかかってしまいます。これでは型崩れを防ぐどころか、ヒールカウンター(芯材)を傷める原因になってしまうかもしれません。
代用品として理想的なのは、カカトのパーツが太く、面でしっかりと靴を支えてくれるタイプです。ミカエルは「おむすび型」とも言われる独特の三角形に近いシルエットを持っていますが、このバランスを保つには、横幅もカカトも肉厚なモデルが必要です。
また、ミカエルは履き込むほどに革が馴染んで伸びる傾向があるため、新品時よりも少し馴染んできた頃の方が、ツリーの重要性が増してきます。カカトをしっかりとホールドしつつ、横方向にも適度なテンションがかかるものを選ぶことで、ミカエル特有のボテッとした可愛らしい形を、キリッと引き締まった状態で維持できるかなと思います。
ミカエル特有の「履き口の広がり」を防ぐには
ミカエルは構造上、履き口を支える力が弱いため、シューツリーで内側から押し広げるようなテンションではなく、「元の形に整える」ようなフィット感が求められます。
特に代用品を使う場合は、カカトが浮かないかどうかを念入りにチェックしてみてください。
スレイプニルを代用として使う時の注意点
パラブーツのオーナーたちの間で、純正以外の選択肢として真っ先に名前が挙がるのがスレイプニル(Sleipnir)です。

特にその「ヨーロピアンモデル」は、甲が高めに作られているため、シャンボードなどのボリュームがある靴に合いやすい定番中の定番と言えます。素材に使われている米国産アロマティックレッドシダーは、蓋を開けた瞬間に広がる良い香りが特徴で、防虫・消臭効果も期待できるのが嬉しいポイントですよね。
ただし、実際に使うとなるといくつか注意したい点があります。まずサイズ選びが非常にシビアだということ。スレイプニルはバネの力が比較的強めなので、あまりにピッタリすぎる(あるいは少し大きめ)サイズを選んでしまうと、パラブーツのしなやかなリスレザーを押し広げすぎてしまい、逆に靴を傷めてしまうリスクがあります。
特に、新品でまだ革が硬い時期に無理やり大きなサイズのスレイプニルをねじ込むのは禁物です。私のおすすめとしては、表記サイズよりもワンサイズ下を試してみるか、バネの伸縮に余裕がある状態での装着を心がけることかなと思います。
また、スレイプニルは無塗装のシダー材なので吸湿性は抜群ですが、長期的に見ると木が少しずつ摩耗したり、バネの接合部が緩んだりすることもあります。パラブーツのような「一生モノ」の靴に合わせるなら、数年ごとにツリーの状態もチェックしてあげたいところ。
コストパフォーマンスは間違いなく最強クラスですが、あくまで「汎用品の中でのベスト」であることを念頭に置いて、自分の愛靴に過度な負荷がかかっていないか、時々確認してあげることが大切ですね。
スレイプニルを入れた際に、アッパーの羽根(紐を通す部分)が開ききってしまう場合はサイズが大きすぎます。革を伸ばしすぎないよう、適度なテンションを見極めてくださいね。
サルトレカミエが実現する抜群のフィット感
もしあなたが「純正品は高いけれど、中途半端な代用品で後悔したくない」と考えているなら、間違いなくサルトレカミエ(Sarto Recamier)のSR100EXが最強の候補になると思います。

このツリーは、日本の老舗シューケア商社が「本当に靴に合う形」を追求して開発したもので、その設計思想は驚くほどパラブーツの木型に近いんです。
最大の特徴は、何といってもカカト(ヒール)部分の圧倒的な完成度です。一般的なツリーのカカトが「板」のような形状だとしたら、SR100EXのカカトは「人間のカカトそのもの」のような丸みと太さを持っています。
これが、ミカエルやランス、シャンボードといったパラブーツ特有の広いヒールカップに隙間なくピタッと収まるんですね。この抜群のフィット感により、カカト一点に力が集中することなく、面で均一にテンションをかけることが可能になります。これは、靴の型崩れを防ぐ上で理想的な状態と言えます。
さらに、SR100EXはネジ式(スライド式)ではなくツインチューブのバネ式を採用しているため、着脱もスムーズ。素材も高級感のあるブナ材だけでなく、吸湿性に優れたシダー材も選べるなど、ユーザーの好みに合わせた選択ができるのも魅力です。
純正品に引けを取らないほどのホールド力がありながら、価格は一万円前後と、品質に対しての納得感が非常に高いモデルかなと思います。私自身、ミカエルにこれを入れた時の「吸い付くような収まり」を経験してからは、他のツリーには戻れなくなってしまいました。
無印や他社製のおすすめモデルとの比較
靴にお金をかけすぎたから、シューツリーくらいは安く済ませたい……。そんな時、真っ先に候補に上がるのが無印良品や、Amazonで安価に売られているレッドシダー製のツリーですよね。
確かに、2,000円〜3,000円程度で手に入るこれらのツリーは非常に魅力的です。
しかし、数多くの失敗を繰り返してきた私から言わせてもらうと、パラブーツに限っては「安物買いの銭失い」になるリスクがかなり高いかなと感じています。
最大の理由は、その「形状」にあります。無印良品などの汎用ツリーは、幅広い靴に無理やり合わせるために、全体的にかなり細身に作られています。
一方で、パラブーツの靴は「コンフォート靴」としての側面もあり、中底が広く、全体的にボリューミーです。細いツリーをパラブーツに入れると、左右の広がりが足りず、バネが伸びきってしまいます。その結果、「一番伸ばしたい甲のシワには全くテンションがかからず、ただカカトを後ろに押し出すだけ」という、型崩れを助長しかねない状態になりやすいんです。
| ブランド名 | 素材 | パラブーツ適合度 | メリット・デメリット |
|---|---|---|---|
| Paraboot純正 | ブナ材 | ◎(最高) | 専用設計で完璧。価格が高いのが唯一の難点。 |
| スレイプニル | レッドシダー | 〇(良好) | コスパと消臭力は抜群。サイズ選びがややシビア。 |
| サルトレカミエ | ブナ/シダー | ◎(優秀) | カカトのホールドが完璧。ミカエルユーザーに推奨。 |
| 無印良品 | レッドシダー | △(非推奨) | 安価だが細すぎる。甲のシワが伸びにくい。 |
純正のシューツリーをパラブーツに選ぶメリット

サードパーティ製のツリーも優秀なものが増えていますが、最終的に「どれが一番か」と聞かれたら、私はやっぱり純正品を推したいです。
一足分で2万円を超える価格には正直驚きますが、実際に使ってみると、その価格設定にはしっかりとした理由があることがわかってきます。ここでは、パラブーツ純正品だからこそ得られる圧倒的なメリットについて、熱く語らせてくださいね。
ブナ材による高い形状矯正力の魅力
多くのシューツリーが「レッドシダー(赤杉)」を採用しているのに対し、パラブーツ純正のシューツリーは「ブナ(ビーチ材)」を採用しています。
モデル:SHOE TREE
素材:ブナ
原産国:フランス
パラブーツ公式より
この素材選びこそが、パラブーツのメンテナンスにおいて極めて合理的なんです。レッドシダーは軽くて吸湿性が高く、芳香もある素晴らしい木材ですが、実は木質としては比較的柔らかいという弱点があります。
それに対してブナ材は、密度が非常に高く、極めて硬いのが特徴です。パラブーツの靴を思い出してみてください。あの厚みのあるリスレザー、そして登山靴譲りの屈強なノルヴェイジャン製法。
これらを内側からしっかり押し戻すには、ツリー側にも相当な「剛性」が求められます。柔らかい木材だと、長年の使用でバネの力が木材を押し潰してしまったり、木自体が痩せてテンションが弱まったりすることがありますが、ブナ製の純正ツリーにはその心配がほとんどありません。
また、純正ツリーは表面に美しいマット仕上げが施されています。これにより、汚れが付きにくく、長期間にわたって高級感を維持できます。「吸湿性が落ちるのでは?」と心配されるかもしれませんが、木材自体に備わっている適度な通気性は維持されているため、一晩入れれば湿気対策としては十分なんです。
素材の密度や硬度については(出典:木材図鑑『ブナ(ビーチ)』)などで詳しく紹介されていますが、家具にも使われるその耐久性は折り紙付きですよ。
ロゴ入りがもたらす高い所有感と満足度
これは理屈ではなく感情の話になってしまいますが、純正ツリーの甲の部分に「Paraboot」のロゴが刻印されているのを見るだけで、なんだか誇らしい気持ちになりませんか?

玄関に脱ぎ捨てられた靴の中に、あの緑のタグと調和する純正ツリーが収まっている光景は、一日の疲れを癒やしてくれるほど美しいものです。私自身、最初は「ロゴなんてあってもなくても同じ」と思っていましたが、実際にセットしてみるとその統一感に惚れ惚れしてしまいました。
実はこの「満足感」は、単なる見栄ではありません。お気に入りの純正ケア用品を揃えることで、「靴を大切に扱う儀式」が楽しくなるんです。そうなると、ブラッシングも億劫ではなくなるし、ちょっとした汚れもすぐに拭き取るようになります。この「メンテナンスを楽しくする力」こそが、結果として靴を20年持たせる鍵になるんじゃないかなと思います。
高価なパラブーツを買った満足感を、メンテナンスのたびに何度でも味わえる。これは代用品では決して得られない、純正品オーナーだけの特権です。投資額は確かに大きいですが、その後の靴との付き合いがより密接で豊かなものになることを考えれば、十分に元は取れるかなと思います。
公式ならではのサイズ感による絶対の安心感

代用シューツリーを探すとき、一番ストレスなのが「どのサイズを買えばいいのか?」という問題ですよね。「UK7のシャンボードにはEU40か41か」といった議論はネット上で絶えませんが、結局は個体差や革の伸び具合にも左右されるため、届くまで確信が持てません。
サイズが大きすぎて革が裂けそうになったり、逆に小さすぎてシワが全く伸びなかったりするリスクは、高価なパラブーツを預ける身としてはかなり怖いです。
その点、純正シューツリーなら迷う必要はありません。メーカー自らが「自社の靴のラスト(木型)に合わせて」設計しているため、サイズ選びのガイドに従えば、ほぼ間違いなく最適なテンションがかかるようになっています。

シャンボードのあの高い甲も、ミカエルの広いカカトも、純正ツリーなら全方位からピッタリと寄り添ってくれます。この「考えなくていい、迷わなくていい」という安心感は、忙しい私たちにとって非常に価値のあるものですよね。
特に、初めてパラブーツを購入したという初心者の方ほど、最初は純正品を選んでおくのが無難です。「正解の形」を一度知っておけば、将来的に二足目、三足目を増やしたときに代用品を検討する基準にもなりますからね。まずは公式が推奨する最高のフィッティングを、自分の足で(いや、靴で)体験してみることをおすすめします。
パラブーツの純正ツリーはUKサイズ表記で、1刻みの展開が多いです。例えば靴がUK7.5ならツリーはUK7を選ぶといった調整が必要な場合もあるので、購入時は店員さんに聞くか、当サイトのサイズガイドも参考にしてみてくださいね。
帰宅後すぐの装着で美しいシワを維持する
シューツリーをいつ入れるか。これはメンテナンスにおいて最も重要な議論の一つですが、パラブーツにおいては「帰宅後、靴を脱いだその瞬間」に入れるのが鉄則です。
なぜなら、履き終わった直後の靴内部は、足の熱で革が温まり、さらに汗の湿気で非常にしなやか(言い換えれば、形が変わりやすい)状態になっているからです。
このタイミングでシューツリーを入れることで、ツリーがアイロンのような役割を果たし、一日で刻まれた履きジワをピンと伸ばしてくれます。
逆に、一晩放置して革が冷えて乾燥し、シワが固まってからツリーを入れても、その矯正効果は半分以下に落ちてしまいます。リスレザーのような厚みのある革は、一度変なシワが定着してしまうと元に戻すのが大変。だからこそ、脱いだら即、純正の強力なブナ材で形を整える習慣をつけたいところです。
また、ツリーを入れっぱなしにすることを心配される方もいますが、基本的には次に履くまで入れっぱなしで大丈夫です。むしろ、常に内側から形を支え続けることで、ノルヴェイジャン製法特有の「ソールの反り返り」を適度にリセットし、履き心地の良さを維持することにも繋がります。
雨の日に履いた後のスペシャルケア
もし雨でパラブーツがびっしょり濡れてしまった場合は、すぐにシューツリーを入れるのは避けてください。まずは新聞紙などを詰めて内部の水分を吸い取り、ある程度乾いてからツリーに入れ替えるのがコツです。
濡れた状態で無理にテンションをかけると、革が伸びすぎてしまうことがあるので注意してくださいね。濡れた際の手入れについては、靴の乾燥機で革靴が痛む理由とは?の記事でも詳しく解説していますので、あわせて読んでみてください。
最適なシューツリーをパラブーツに選び一生モノに
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。パラブーツにとって、パラブーツにおけるシューツリーの選び方がいかに重要か、少しでもお伝えできていれば嬉しいです。リスレザーという特別な素材、そして唯一無二のボリューム感を持つパラブーツには、それを支えるだけの風格と機能を持ったパートナーが必要です。
確かに純正品は安くありません。でも、もしそのツリーを使うことで靴が5年長く履けるとしたら、あるいは毎日のお手入れが最高に楽しい時間になるとしたら、それは決して高い買い物ではないはずです。
スレイプニルやサルトレカミエといった優秀な代用品を賢く使うのも良いですし、最高の一足のために純正を奮発するのも素晴らしい選択です。この記事が、あなたの愛用するパラブーツにぴったりのケアを見つける手助けになれば、管理人の小次郎としてこれ以上の喜びはありません。
