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革靴

リーガル811RとALの違いを解説【形や製法・別モデルなのかどうか】

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こんにちは!革の小部屋管理人の「小次郎」です!

ビジネスマンの強い味方として知られるリーガルの靴ですが、ネットで調べようとすると「811R」だったり「811R AL」だったりと、微妙に違う表記が出てきて混乱しませんか?

リーガルのストレートチップとは何かという基本的なところから、リーガルはどこの国のメーカーですかといった背景、さらにはリーガルのストレートチップ定番モデルを徹底比較したい人まで、多くの方がこの違いに注目しているようです。

私自身、最初はリーガルのストレートチップランキングやリーガルのストレートチップおすすめを片っ端からチェックしていたのですが、811Rの評価を調べていくうちに「結局、ALって何?」という壁にぶつかりました。

この記事では、リーガルで一番人気なのはどのモデルかを探っている方に向けて、811Rにまつわる疑問をスッキリ解決できるよう、私なりの視点でまとめてみました。

ポイント

  • 811RとALの表記の違いに隠された意外な真実
  • 定番モデル315Rや上位機種01RRBGとの決定的な差
  • 失敗しないためのリーガル特有のサイズ選びのコツ
  • 美しい光沢を長持ちさせるガラスレザーの正しい手入れ法

リーガルの811RとALの違いの正体

リーガルの811RとALの違いの正体
革の小部屋

まずは一番気になる「811R」と「AL」の表記の違いについて、私の知る限りの情報をお伝えします。ここを理解しておかないと、別の商品を探し続けて時間を無駄にしてしまうかもしれません。

ポイント

  • 数字の意味は製造元の管理番号
  • ストレートチップとは?基本知識を解説
  • ストレートチップ定番モデルを徹底比較
  • どこの国のメーカーか?背景を調査
  • 一番人気なのは?おすすめランキング紹介
  • ガラスレザーの手入れと劣化対策

数字の意味は製造元の管理番号

数字の意味は製造元の管理番号
革の小部屋

「リーガルの811Rを探しているのに、検索すると811R ALという名前も出てきてどっちを買えばいいのか分からない……」そんな風に悩んでしまう方、実はかなり多いんです。結論から言ってしまうと、「811R」と「811R AL」の間に製品としての違いは一切ありません。

これらは全く同じ一足を指しています。

では、なぜわざわざ「AL」という文字が付いているのかというと、これはリーガルの社内で使われている「管理符号」なんですね。リーガルの製品ラインナップにおいて、末尾のアルファベットはソールの種類や製造ロットを識別するために使われることが多く、この「AL」は主に「合成ゴム底」を採用している定番モデルに付与されるルールになっています。

ショップによっては商品名を短くするために「811R」とだけ記載したり、逆に型番を正確に記そうとして「811R AL」としたりするため、まるで別の商品があるかのように見えてしまうわけです。

ネットショップで「AL」の有無によって価格が違う場合、それは単純に店舗ごとの販売価格の差であり、製品のグレードが違うわけではありません。安心して、その時一番お得な表記のものを選んで大丈夫ですよ。

ストレートチップとは?基本知識を解説

ストレートチップとは?基本知識を解説
内羽根キャップトゥ

そもそも「ストレートチップ」というデザインが、なぜこれほどまでにビジネスマンに選ばれるのか。それは、このデザインが革靴の世界において最もフォーマルで信頼感を与える意匠だからです。つま先に横一文字のラインが入っているのが特徴で、余計な装飾を削ぎ落としたシンプルさが、誠実な印象を相手に与えてくれます。

特にリーガルの811Rのように、紐を通す部分が甲の革の中に潜り込んでいる「内羽根式(バルモラル)」と呼ばれるタイプは、格式が非常に高いとされています。冠婚葬祭から重要な会議、はたまた就職活動まで、これ一足あればどんなフォーマルな場面でも「マナー違反」になることがありません。まさに、大人の男性が最初に持つべき「最強の定番」と言えるでしょう。

ストレートチップが持つ「誠実さ」の心理

デザインがシンプルであるということは、ごまかしが効かないということでもあります。革の質や手入れの状態がダイレクトに出やすいため、ストレートチップを綺麗に履いている人は「細部まで気を配れる人」という印象を持たれやすいんです。

リーガルのストレートチップは、日本人の足型に合わせた適度なボリューム感があり、スリムなスーツからクラシックなスタイルまで幅広く対応できるのが魅力ですね。

「ストレートチップ」という言葉自体は、つま先のラインを指します。もしつま先に穴飾り(メダリオン)がある場合は「セミブローグ」などと呼ばれ、少しカジュアルな印象になります。ビジネスで間違いがないのは、811Rのような飾りのないシンプルなタイプです。

ストレートチップ定番モデルを徹底比較

ストレートチップ定番モデルを徹底比較
革の小部屋

リーガルには811Rの他にも、数多くのストレートチップが存在します。どれも似て見えるかもしれませんが、実はその設計思想や製法には大きな「違い」があるんです。ここでは、811Rと比較されやすい人気モデルをピックアップして比較してみましょう。

比較項目811R (AL)315R01RR (BG)
製法セミマッケイ式グッドイヤーウエルト式グッドイヤーウエルト式
アッパー素材ガラスレザー(牛革)ガラスレザー(牛革)キップ(牛革)
ソールの厚み薄めで軽い厚みがあり重厚標準的
足馴染み早い(最初から柔らかい)遅い(履き込みが必要)遅い(履き込みが必要)

比較してみると、811Rは「機動力とコスパ」に特化したモデルであることがよく分かります。一方で、315Rや01RRはより「堅牢さと高級感」に重きを置いていますね。811Rが採用しているセミマッケイ製法は、構造がシンプルな分、靴自体を軽く作ることができ、ソールの返りが良いのが最大の特徴。

対してグッドイヤー製法は重さはありますが、ソール交換を繰り返して10年履き続けるような「一生モノ」の付き合いに向いています。今の自分のライフスタイルにはどちらが合うか、じっくり考えてみるのが楽しいですよ。

どこの国のメーカーか?背景を調査

どこの国のメーカーか?背景を調査
日本製革靴

「リーガルという名前だし、なんとなくアメリカのブランドだと思ってた」という声、実は私の周りでもよく耳にします。確かにリーガルのルーツはアメリカにあります。1880年にアメリカのL.C.ブリス社によって誕生したブランドであり、かつては米軍の軍靴なども手がけていた名門です。

しかし、現在の「リーガル」は、日本の株式会社リーガルコーポレーションが商標権を取得し、独自に展開している日本のブランドです。

1961年に日本製靴(現在のリーガルコーポレーション)がアメリカのブラウン社(当時の権利元)と技術提携を結んだのが日本での始まりで、その後、日本人の足型に合わせて改良を重ね、今や日本のビジネスマンの足元を支える「国民的シューズブランド」となりました。

日本メーカーだからこその安心感

日本メーカーであることの最大のメリットは、その「アフターケア」の充実ぶりかなと思います。国内に自社工場(岩手県など)を持ち、専門の職人による修理サービス「リーガルリペア」が確立されているため、ソールが減っても丁寧に直してくれます。

また、欧米人と比べて幅広・甲高と言われる日本人の足型を数十年にわたってデータ化し、木型(ラスト)に反映させているため、海外ブランドの靴を履いて「痛くて無理だった」という人でも、リーガルならしっくりくるというケースが非常に多いんです。

(参照元:株式会社リーガルコーポレーション「沿革」

一番人気なのは?おすすめランキング紹介

一番人気なのは?おすすめランキング紹介
中古品交渉

「結局、どれが一番売れてるの?」という疑問に対する答えは、間違いなく今回紹介している「811R」が最有力候補です。リーガルの数あるラインナップの中でも、売れ筋ランキングでは常に1位、2位を争う常連中の常連ですね。

なぜここまで人気なのか。それは、ビジネスシーンで求められる「見た目の綺麗さ」と、実務で求められる「歩きやすさ・手入れの楽さ」、そして「購入しやすい価格」の3つが、これ以上ないほど高い次元でバランスしているからです。

特に2万円台前半という価格設定は、新入社員からベテランまで納得感のある絶妙なライン。20代の頃に811Rを履き始め、その履き心地の良さから30代、40代になってもリピートし続けるという「811Rファン」も少なくありません。

小次郎的・おすすめの選び方

ランキング上位の常連モデルだからといって、全員に合うわけではありませんが、以下のような人には文句なしでおすすめです。

ポイント

  • 仕事で一日中歩き回ることが多い方
  • 靴の手入れにあまり時間をかけられない方
  • 雨の日でも使える「メインの一足」を探している方
  • 初めて本格的な革靴を買うので、失敗したくない方

私自身、いろいろな靴を履いてきましたが、結局一番出番が多いのは811Rのような「気を遣わずに履けるのに、見た目がビシッと決まる靴」だったりします。迷ったらまずはこれ、と言える安心感がありますね。

ガラスレザーの手入れと劣化対策

ガラスレザーの手入れと劣化対策
スムースレザー・ガラスレザー

811Rの大きな特徴の一つが、アッパーに使われている「ガラスレザー」です。これは、なめした革の表面に樹脂をコーティングした素材のことで、鏡のような強い光沢が特徴です。新品の時からピカピカに輝いているので、ハイシャイン(鏡面磨き)をしなくても清潔感のある足元を演出できます。

しかし、このガラスレザー、実は「手入れ不要」と誤解されがちなんですよね。表面が樹脂で覆われているため、普通の革靴用乳化性クリームを塗っても弾かれてしまい、革の内部まで浸透しません。そのため、手入れを全くしないで履き続けると、樹脂層の下の革が乾燥して硬くなり、歩行時の曲がりによって表面の樹脂がパキッと割れる「ひび割れ(クラック)」が発生してしまいます。

ひび割れを防ぐメンテナンス術

ガラスレザーを長持ちさせるためのポイントは、「屈曲部分の保湿」です。樹脂の隙間から浸透するような、分子の細かい専用クリーム(コードバン用やガラスレザー専用品)を、シワが入る部分に重点的に塗り込んでください。また、ホコリがシワに溜まると摩擦で劣化が進むため、毎日のブラッシングは欠かせません。

ガラスレザーのひび割れは、一度起きてしまうと修理で元に戻すことはできません。表面を削って塗り直す「補修」は可能ですが、新品の時のような均一な美しさを取り戻すのは至難の業。割れる前の予防がすべてです!

関連記事:リーガルのガラスレザー以外の見分け方ガイド【見た目や型番・おすすめ非レザー】

リーガルの811RとALの違いを踏まえた後悔しない選び方

リーガルの811RとALの違いを踏まえた後悔しない選び方
革の小部屋

ここからは、811Rと双璧をなす人気モデル「315R」との比較を中心に、後悔しないための一足選びを深掘りしていきましょう。似ているようで全く違う、この二足の境界線はどこにあるのでしょうか。

ポイント

  • 315Rと811Rの違いは?製法面から比較
  • 315Rと315RBDの違いは?
  • サイズ感選びで失敗しないためのコツ

315Rと811Rの違いは?製法面から比較

315Rと811Rの違いは?製法面から比較
製造

リーガルの店舗に行くと、811Rのすぐ近くに置いてあるのが315Rです。価格差は約5,000円ほど。この違いはどこにあるのかというと、先ほども少し触れた「製法」が最大の違いです。

315Rは「グッドイヤーウエルト製法」という、革靴の王道とも言える頑丈な作り方をしています。中底にコルクがたっぷりと敷き詰められており、履き込むほどに自分の足裏の形に合わせてコルクが沈み込み、唯一無二のフィット感に育っていきます。

一方で、パーツ数が多くて構造が複雑なため、靴自体が少し重く、最初はソールが板のように硬いのがデメリットです。対する811R(セミマッケイ式)は、最初からソールがグニャッと曲がるほど柔らかく、軽い。この「即戦力」か「育成型」かという違いは、靴選びにおいて非常に大きなポイントになります。

どちらを選ぶべきかの判断基準

私の経験から言うと、「とにかく楽に歩きたい、今の足の痛みを避けたい」という人は811Rが幸せになれます。

逆に、「一足の靴を修理しながら10年履き倒したい、重厚な履き心地が好きだ」という本格志向の方は、315Rを選んだ方が満足度が高いはずです。どちらが良い悪いではなく、自分の仕事スタイルが「歩き重視」なのか「スタイル重視」なのかで決めるのがいいかなと思います。

関連記事:リーガルの315Rと811Rの違いまとめ!製法から革素材まで

315Rと315RBDの違いは?

315Rと315RBDの違いは?
タンナー

さらに細かい話をすると、315Rには「315RBD」という表記が付くことがあります。これも811Rの時と同様に管理符号であり、基本的な製品仕様は同じです。しかし、デザイン面では811Rと明確な差があります。

315Rは811Rに比べて、つま先が細く長い「ロングノーズ」の設計になっています。横から見ると315Rの方がシュッとしていて、現代的なスリムシルエットのスーツとの相性が抜群です。

また、つま先の形も少しエッジの効いた「チゼルトゥ」に近い形状。一方、811Rはより伝統的な「ラウンドトゥ」で、どんな時代のどんなスーツにも馴染む普遍的なシルエットをしています。ビジネスの場で「主張しすぎず、誠実に見せたい」なら811R、少し「華やかさや現代らしさを出したい」なら315Rという使い分けができますね。

315Rの「BD」などの表記も、販売ルートや製造時期による符号です。811Rと同様に、基本的なデザインや機能に違いはないので、あまり気にしすぎる必要はありませんよ。

サイズ感選びで失敗しないためのコツ

サイズ感選びで失敗しないためのコツ
サイズ選び

さて、これが一番大切な話かもしれません。リーガルの靴を初めて買う人が絶対に陥る罠、それが「リーガルサイズ」です。ネットで811Rを買う時、普段履いているスニーカーと同じサイズを選ぶと、ほぼ間違いなく「デカすぎて履けない」という事態になります。

リーガルのサイズ表記は、一般的なスニーカーのサイズ感覚から「1.0cmから1.5cm、人によっては2.0cm」もズレていることがあります。例えば、ナイキのスニーカーで27.5cmを履いている私が、リーガルの811Rを履く時は25.5cmがジャストサイズです。

これ、驚きですよね。なぜこんなことが起きるかというと、リーガルは靴の中の「足の実寸」を表記しているのに対し、スニーカーは靴自体の大きさや余裕を含めた表記をしていることが多いからです。

フィッティングのチェックポイント

811Rはセミマッケイ製法なので、横幅は履いているうちに少し広がります。そのため、最初は「少しタイトかな?」と思うくらいで選ぶのがコツです。以下の3点をチェックしてみてください。

ポイント

  1. かかとが浮かずに、しっかりホールドされているか
  2. 紐を締めたとき、左右の羽根が1cmくらい開いているか(ピッタリ閉じてしまうのはサイズが大きい証拠)
  3. つま先に1cm〜1.5cm程度の余裕(捨て寸)があるか

特に811Rは甲が少し低めの設計なので、甲高の方はサイズ選びがさらにシビアになります。失敗を防ぐためにも、初めての方は一度店舗でフィッティングすることをおすすめします。

【結論】リーガルの811RとALの違いは存在しない

ポイント

  • 「811R」と「AL」に違いはない:ALは社内の管理符号に過ぎず、製品自体は全く同じものです。
  • 即戦力の履き心地:セミマッケイ製法を採用しており、初日から足に馴染む柔らかさと軽さが魅力です。
  • コスパ最強の入門靴:2万円台で手に入る、リーガルのストレートチップにおける不動のベストセラーです。
  • ガラスレザーの光沢と撥水性:手入れが楽で雨にも強い反面、ひび割れ(クラック)防止の保湿ケアが重要。
  • サイズ選びは「マイナス1〜2cm」:スニーカーサイズで選ぶと失敗します。実寸ベースの「リーガルサイズ」に注意。
  • 315Rとの明確な棲み分け:軽快さとコスパなら811R、堅牢さと長期愛用ならグッドイヤー製法の315R。
  • 安心の国内ブランド:日本人の足型を研究し尽くした設計と、充実した修理体制(リーガルリペア)が強み。

ここまで長々とお付き合いいただき、ありがとうございました!

リーガル811RとALの違いの正体は、製品そのものの違いではなく、管理上の呼び名であるということがスッキリ整理できたかなと思います。そして、811Rという靴がなぜこれほどまでに多くのビジネスマンに愛され、評価されているのか、その理由も少しでも伝わっていれば嬉しいです。

最後に、私からお伝えしたいのは、靴は単なる道具ではなく、あなたの毎日を支えるパートナーだということです。811Rはその期待にしっかり応えてくれる、本当に真面目な一足。

315Rとの違いやサイズ選びのコツをしっかり踏まえて選べば、きっと「買ってよかった!」と思えるはずです。もちろん、個人の足の形や好みによって最適な一足は変わりますので、最終的な判断は公式サイトの情報を確認したり、店舗のプロのスタッフさんに相談したりしながら、じっくり決めてみてくださいね。

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