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革靴

クロケット&ジョーンズがダサいと言われる理由と対策【被りやすい・主な年齢層など】

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こんにちは!革の小部屋管理人の小次郎です!

英国靴の聖地、ノーザンプトンを代表するブランドといえばクロケット & ジョーンズですよね。でも、ネットで検索するとクロケット & ジョーンズがダサいという言葉を目にすることがあって、購入を迷っている方も多いのではないでしょうか。

一生ものとして長く付き合える靴を探しているのに、周りからどう見られるか不安になる気持ちはよくわかります。実際の評判はどうなのか、年齢層によって見え方が違うのか、あるいはサイズ感の選び方で失敗していないかなど、気になるポイントはたくさんありますよね。

この記事では、私が個人的に感じているブランドの魅力や、巷で囁かれるネガティブな噂の正体について、等身大の視点でお話ししていこうかなと思います。これを読めば、自信を持って足元を任せられる一足が見つかるはずですよ。

ポイント

  • クロケット & ジョーンズがダサいと言われる表面的な理由とその誤解
  • 幅広い年齢層に愛される理由と一生ものとしての高い耐久性
  • キャベンディッシュ3やオードリーなど定番モデルの賢い選び方
  • TPOに合わせた色選びやデザインの使い分けで失敗しないコツ

クロケット&ジョーンズがダサいという噂の真相と実態

クロケット&ジョーンズがダサいという噂の真相と実態
革の小部屋

高級紳士靴の代名詞とも言えるブランドが、なぜ一部でネガティブな評価を受けてしまうのか。

その背景には、日本市場における独特の立ち位置や、ユーザーのこだわりが交錯する複雑な事情があります。ここでは、巷で囁かれる噂の「正体」について、多角的な視点から深掘りしていきましょう。

ポイント

  • 英国靴の定番ゆえに被りやすい評判の背景
  • 中庸で地味に見えるデザインと年齢層の捉え方
  • 海外通販のトラブル事例がブランドに与える影響
  • 流行に左右されない一生ものとしての真の価値
  • ジャラン・スリウァヤなど他ブランドとの比較

英国靴の定番ゆえに被りやすい評判の背景

英国靴の定番ゆえに被りやすい評判の背景
キャベンディッシュ3

クロケット & ジョーンズは、現在日本国内の主要なセレクトショップや百貨店で「英国靴のスタンダード」として不動の地位を築いています。実はこの圧倒的な普及率と認知度の高さこそが、皮肉にも「クロケット & ジョーンズはダサい」という評判を生む最大の要因になっているんです。

ファッションに強いこだわりを持つ層の中には、「他人と被ること」を極端に嫌い、誰もが知っている定番品を選ぶことを「安易な選択」や「無難で個性がない」と切り捨ててしまう風潮があります。

特に、雑誌やSNSでこぞって紹介される「キャベンディッシュ3」などの超人気モデルは、丸の内のビジネス街や青山のお洒落なカフェに行けば、必ずと言っていいほど誰かが履いています。

この「どこにでもある」という感覚が、一部の層には「流行に流されているだけで、自分のスタイルがない」と映ってしまうわけですね。しかし、冷静に考えてみてください。

これほど多くのショップが取り扱い、多くの人が実際に購入しているということは、それだけ「品質」「デザイン」「価格」のバランスが神がかっているという証拠でもあります。プロのバイヤーが「これさえあれば間違いない」と太鼓判を押す信頼感は、決して「ダサい」という一言で片付けられるものではありません。

「被る」ことをメリットと捉える視点

逆に言えば、それだけ多くの愛用者がいるということは、万が一の修理やメンテナンスの情報も豊富だということです。純正パーツでの修理も受けやすく、長く履き続けるための環境が整っているのは、定番品ならではの強みと言えるでしょう。

中庸で地味に見えるデザインと年齢層の捉え方

中庸で地味に見えるデザインと年齢層の捉え方
サラリーマンと革靴

クロケット & ジョーンズのデザイン哲学を一言で表すなら「中庸の美」です。イタリア靴のように鼻先が極端に長い(ロングノーズ)わけでもなく、アメリカ靴のようにポッテリと無骨すぎるわけでもありません。

この「ちょうど良さ」が、感度の高い20代を中心とした若い年齢層には、少し物足りなく、「おじさん臭い」「地味でダサい」と感じられてしまうことがあるようです。若いうちは、もっと分かりやすい主張やエッジの効いたデザインを好む傾向がありますからね。

しかし、30代、40代とキャリアを積み、様々な社交の場を経験していくと、このブランドが持つ「控えめな品格」の価値が身に染みてわかるようになります。主張しすぎないデザインは、主役である「履く人自身」を引き立て、どんな上質なスーツにも、あるいは休日のカジュアルなジャケパンスタイルにも、驚くほど自然に溶け込みます。

流行は数年で移り変わりますが、クロケットが守り続けている「伝統的かつ洗練されたフォルム」は、10年後、20年後のあなたを裏切ることはありません。まさに、大人の余裕を感じさせる「引き算の美学」が詰まっているんです。

背伸びしすぎず、かといって決して手を抜いていない。そのバランス感覚こそが、幅広い年齢層、特に本物を知る大人たちに支持され続けている理由かなと思います。

海外通販のトラブル事例がブランドに与える影響

海外通販のトラブル事例がブランドに与える影響
通販ショップ

製品そのものの魅力とは別に、インターネット特有の情報の広がり方がブランドイメージに影を落としているケースもあります。最近は個人輸入や海外の格安通販サイトを利用する方が増えていますが、そこで発生した配送トラブルや検品ミスが、「クロケット & ジョーンズは管理が適当だ」といったネガティブな口コミとして拡散されてしまうことがあるんです。

具体的には、「届いた靴の左右で革の質感が全く違った」「箱がボロボロで中身も傷ついていた」「そもそも注文したものと違うモデルが届いた」といった極端な事例です。

こうした不幸な体験をしたユーザーが、怒りの矛先をブランドそのものに向けてしまい、結果として「選ぶ価値のないダサいブランド」という文脈で語られてしまうわけです。これはブランド側からすれば非常に不運な話ですが、消費者としては注意が必要なポイントですね。

安価な並行輸入品や海外通販は魅力的ですが、返品交換の手間やリスクを考えると、初心者の方ほどアフターサービスが充実した国内正規代理店での購入を強くおすすめします。特にサイズ感に不安がある場合は、実店舗での試着が不可欠です。

流行に左右されない一生ものとしての真の価値

流行に左右されない一生ものとしての真の価値
グッドイヤーウェルト製法

私がクロケット&ジョーンズを「ダサい」と一蹴できない最大の理由は、その驚異的な耐久性と、修理を前提とした構造にあります。同社の靴の多くは「グッドイヤー・ウェルテッド製法」で作られています。これは、アッパー(甲革)とソール(底革)を直接縫い付けるのではなく、ウェルトというパーツを介して接合する手法です。

これにより、ソールが磨り減っても、何度でも新しいソールに張り替えることが可能になります。一説には、適切にメンテナンスを行えば20年以上履き続けることも可能と言われており、まさに一生ものと呼ぶにふさわしい道具なんですよね。

また、使用されている素材の質も極めて高いです。アッパーに使われるカーフ(仔牛の革)は、世界の名門タンナー(なめし業者)から厳選されたもの。履き込むほどに自分の足の形に変形し、磨き込むほどに奥深い光沢を放つようになります。

トレンドを追いかけて1、2年で履き潰してしまう安価な靴とは、歩んできた歴史も、これから共に歩む時間も全く違います。年月を経て、履きジワや色の深みが増した一足は、持ち主の歴史そのもの。そんな靴を「ダサい」と感じることは、少なくとも私にはできません。むしろ、新品よりも履き込まれたクロケットの方が、はるかに格好良いとすら感じてしまいます。

ジャラン・スリウァヤなど他ブランドとの比較

ジャラン・スリウァヤなど他ブランドとの比較
パラブーツ・シャンボード

靴選びで必ずと言っていいほど名前が挙がるのが、インドネシア発のコスパ最強ブランド「ジャラン・スリウァヤ」や、フランスの雄「パラブーツ」です。これらのブランドとクロケットを比較することで、立ち位置がより鮮明になります。

比較項目クロケット & ジョーンズジャラン・スリウァヤパラブーツ
主な製法グッドイヤー・ウェルテッドハンドソーン・ウェルテッドノルヴェイジャン・ウェルテッド
木型(ラスト)極めて豊富で洗練されているやや短く、ボリュームがある無骨で丸みが強い
価格帯(2025年現在)10万円〜15万円前後3万円〜4万円前後9万円〜11万円前後
得意なシーン都会的ビジネス・フォーマルビジネス入門・デイリーカジュアル・雨天時

ジャラン・スリウァヤは、3万円台でハンドソーン製法という驚異的な作りですが、木型のバリエーションや「シュッとした」洗練度では、やはりクロケットに軍配が上がります。

ジャランはどうしても少しつま先が詰まって見えたり、ボリュームが出すぎたりすることがあり、スラックスに合わせた時の「足長効果」やスマートさはクロケットの方が一枚上手ですね。

パラブーツは素晴らしい靴ですが、ノルヴェイジャン製法のゴツさが目立つため、よりドレッシーでスマートな装いを求めるなら、クロケットこそが正解と言えるでしょう。この「スマートなのに無理がない」絶妙なラインこそが、クロケット & ジョーンズの真骨頂なんです。

関連記事:パラブーツのシャンボードはダサい?評判やコーデを徹底解説

クロケット&ジョーンズをダサいと言わせない着こなし術

クロケット&ジョーンズをダサいと言わせない着こなし術
革の小部屋

靴は単体で見るものではなく、コーディネート全体で評価されるものです。どんなに良い靴でも、合わせ方がちぐはぐなら「ダサい」と思われても仕方がありません。ここでは、名作モデルたちを最高に格好良く見せるための具体的な着こなしテクニックを解説します。

ポイント

  • キャベンディッシュ3のおすすめコーデ
  • モールトンが持つUチップの汎用性と洗練度
  • ハンドグレードのオードリーを一生ものにする
  • 内羽根、外羽根など注意すべきTPO
  • 合わせやすさを意識するなら黒色で

キャベンディッシュ3のおすすめコーデ

今の日本のファッションシーンで最も熱い支持を受けているのが、タッセルローファーの「キャベンディッシュ3」です。このモデルをダサく見せない最大のコツは、ズバリ「パンツの裾幅と丈感」にあります。

キャベンディッシュ3は、日本人の足に合うよう踵(かかと)を小さく設計した「ラスト375」を採用しており、シュッとした細身のシルエットが特徴です。これに合わせるパンツは、裾に向かって細くなるテーパードラインのものがベスト。丈は、靴の履き口がしっかり見える「ノークッション」から「アンクル丈」が理想的です。

おすすめは、ネイビーのブレザーにグレーのスラックスを合わせた王道のジャケパンスタイルですが、あえて「軍パン(ミリタリーパンツ)」や「リジットデニム」に合わせるのも非常に粋です。

キャベンディッシュ3のおすすめコーデ
ミリタリーカジュアル

上質でドレッシーな靴を、少し無骨なカジュアルアイテムで外す。この「ギャップ」こそが、キャベンディッシュ3を最も今っぽく見せるテクニックです。ソックスは、パンツと同系色で繋いで足を長く見せるか、あるいは思い切ってカバーソックスで「素足履き風」に見せて、抜け感を出すのが正解ですね。

モールトンが持つUチップの汎用性と洗練度

「モールトン」は、かつてジョンロブ・パリの製造を請け負っていた時代の名作「バロス」の流れを汲む、非常に格式高いUチップです。Uチップというとカジュアルな印象が強いですが、モールトンはつま先のU字部分(エプロン)が深く、ノーズが程よく長く見えるため、ビジネススーツに合わせても全く違和感がありません。

このモデルの強みは、なんと言ってもその「タフさ」です。リッジウェイソールなどのラバーソールを搭載していることが多く、雨の日の通勤でも滑りにくく、足元を守ってくれます。

ジャケパンスタイルでモールトンを履くなら、素材感のあるツイードジャケットや、コーデュロイパンツとの相性が抜群です。英国的なカントリースタイルを都会的に解釈したような、知的な雰囲気を醸し出すことができます。

モールトンが持つUチップの汎用性と洗練度
秋冬スタイル

「一足でビジネスから週末の外出までカバーしたい」という欲張りな方にとって、モールトン以上の選択肢はなかなかないかなと思います。この汎用性の高さこそが、長く愛され続ける理由ですね。

ハンドグレードのオードリーを一生ものにする

クロケット&ジョーンズのラインナップの中でも、別格の存在感を放つのがハンドグレードラインの「オードリー」です。この靴は、1930年代のクラシックなスタイルを現代に蘇らせた「ラスト337(パリ・ラスト)」を採用しており、芸術品のような美しさを備えています。

オードリーを「一生もの」として履きこなすなら、徹底的にフォーマルな場での信頼を勝ち取りましょう。

最高級のカカオカーフ(仔牛革)を使用したオードリーは、定期的なブラッシングと乳化性クリームによる手入れを続けることで、驚くほど深みのある光沢に育ちます。

10年経ったオードリーは、もはや単なる既製靴の枠を超え、ビスポーク(注文靴)のような風格すら漂わせます。冠婚葬祭や、ここ一番の重要な商談など、人生の節目となるシーンでこの靴を履くこと。その積み重ねが、オードリーを真の一生ものへと昇華させてくれます。流行り廃りを超越した、究極の「誠実さ」を体現する靴と言えますね。

内羽根、外羽根など注意すべきTPO

内羽根、外羽根など注意すべきTPO
内羽根と外羽根

「この靴、カッコいいけどなんだか浮いているな……」と思われてしまうのは、靴の種類とTPOが合っていない時です。クロケット & ジョーンズをスマートに履きこなすために、最低限覚えておきたいルールがあります。

1. 内羽根(バルモラル)

靴紐を通す部分(羽根)が甲の革に潜り込んでいるタイプ。代表作は「オードリー」など。最もフォーマル度が高く、冠婚葬祭や格式高いパーティー、ダークスーツでの商談に最適です。ここでローファーを履いてしまうと「マナーを知らないダサい人」と思われかねないので注意が必要です。

2. 外羽根(ブルーチャー)

羽根が甲の革の上に乗っているタイプ。代表作は「モールトン」など。軍靴がルーツで、着脱がしやすく、少しスポーティーな印象を与えます。ジャケパンスタイルや、少しカジュアルダウンしたビジネスシーンに最適。非常に歩きやすいので、営業職など歩く機会が多い方にも向いています。

3. ローファー

紐のないスリッポンタイプ。代表作は「キャベンディッシュ3」や「ボストン2」など。本来は「怠け者」という意味があり、カジュアルな靴です。最近はビジネスでも許容されることが増えましたが、あくまで「カジュアルな装い」であることを忘れずに。

どんなに高い靴を履いていても、その場の空気に合っていなければ台無しです。「今日は誰に会うのか」「どんな場所に行くのか」をまず考え、それに最適なモデルを選ぶことこそが、本当の意味での「お洒落」だと私は思います。

合わせやすさを意識するなら黒色で

合わせやすさを意識するなら黒色で
色違い革靴

もしあなたが、初めての本格英国靴としてクロケット & ジョーンズを検討しているなら、迷わず「ブラック(黒)」を選んでください。「茶色の方がお洒落に見える」と思うかもしれませんが、茶靴はベルトやカバン、さらには時計のベルトまで色味を合わせる必要があり、意外とコーディネートが難しいんです。

一方の黒は、グレー、ネイビー、ブラックといった主要なスーツの色全てにマッチしますし、最近流行のモノトーンカジュアルにも最適です。

特にクロケットの黒革は質が高く、「黒の中に光り輝く透明感」があります。しっかりと磨き上げられた黒いストレートチップやローファーは、それだけで清潔感と信頼感を演出してくれます。

「黒はどれも同じ」と思われがちですが、質の良い黒革は遠目から見てもその上質さが伝わるものです。まずは黒を完璧に履きこなし、それからダークブラウンなどの茶系に挑戦していくのが、失敗しない王道のステップかなと思います。

結論としてクロケット & ジョーンズ ダサい評価は誤解

ポイント

  • 人気の証: 定番ゆえの「被り」が原因。信頼の裏返しであり決してダサくない。
  • 不変のデザイン: 流行に左右されない「中庸の美」こそが、一生モノの条件。
  • 世代を超えた品格: 30代・40代と年齢を重ねるほど、その誠実な佇まいが映える。
  • 日本人に合う木型: 日本人専用ラストにより、海外ブランド特有の踵抜けを解消。
  • モデルの適材適所: TPOに合わせ、内羽根・外羽根・ローファーを正しく使い分ける。
  • 迷ったら「黒」: コーデが組みやすく、最高級カーフの質感が最も際立つ。
  • 正規店が安心: 海外通販のトラブルを避け、確実なフィッティングで失敗を防ぐ。

ここまで、クロケット&ジョーンズにまつわる噂やその真の価値について詳しくお話ししてきました。結局のところ、「クロケット & ジョーンズはダサい」という声は、ブランドの表層的な流行や普及ぶりに目を奪われた、一部の極端な意見に過ぎないというのが私の結論です。

140年以上の歴史に裏打ちされた確かな技術力、日本人の足を徹底的に研究して生み出されたラストのフィット感、そして修理して一生履けるサステナブルな構造。これほどまでに「誠実」な靴が、ダサいわけがありません。

靴は、あなたを素敵な場所に連れて行ってくれるパートナーです。ネットの書き込みや誰かの主観的な評価に惑わされるのではなく、あなた自身が実際に足を通し、その吸い付くような履き心地と、鏡に映った自分の姿を信じてみてください。

自信を持って選んだ一足は、必ずあなたの立ち振る舞いを堂々としたものに変えてくれるはずです。なお、足型には個人差がありますので、正確なサイズ選びや最新のコレクションについては、必ず公式サイトや信頼できる専門店のアドバイスを参考にしてくださいね。

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