こんにちは!革の小部屋管理人の「小次郎」です!
憧れのキング・オブ・シューズ、ジョン ロブを手に入れたいけれど、昨今の価格改定でなかなか手が出せないという悩みはありませんか。
私自身も革靴が大好きで、いつかは一足……と狙っている一人なのですが、やはり定価20万円を超えるとなると、少しでも安く手に入れるためのジョン ロブ セールの情報は欠かせません。
ただ探してみると御殿場 アウトレットや伊勢丹の催事、さらにはイギリス本国からの個人輸入や関税の仕組みまで、賢く買うためのルートはいくつか存在します。
しかし同時に安く売られているものの中にはSスタンプと呼ばれる刻印があるものもあり、その正体を知っておくことも大切だと感じる所。ということでこの記事では、私が調べた範囲で、納得のいく一足にできるだけ安く出会うための戦略的な購入方法をまとめました。
ジョンロブのセール攻略法と安く買うための全知識

ジョンロブを国内でお得に手に入れるには、実店舗のセールや特別なオーダー会を狙うのが王道です。ここでは、具体的にどのショップをチェックすべきか見ていきましょう。
御殿場アウトレットでの在庫状況と購入のコツ
国内でジョンロブを直接見て安く買いたいなら、御殿場プレミアム・アウトレットが筆頭候補になりますね。

ここは国内でも数少ない、ジョンロブの直営アウトレット店舗が入っている非常に貴重なスポットです。多くの革靴ファンが「聖地」として訪れる場所ですが、その分ライバルも多いのが現実です。
気になる価格設定ですが、基本的には定価の30%から40%OFF程度で販売されていることが多いようです。20万円を超える定価を考えると、数万円単位で安くなるのは非常に魅力的ですよね。
しかし、アウトレット店であるがゆえに、いつ行ってもお目当てのモデルがあるわけではありません。むしろ、「マイサイズで欲しい靴があれば奇跡」くらいの気持ちで構えておくのが精神衛生上も良いかなと思います。
アウトレットに並びやすい商品の傾向
特に、ジョンロブの象徴とも言える「シティ2」や「フィリップ2」のブラックといった超定番モデルは、入荷してもすぐに売れてしまうか、あるいはそもそもアウトレットまで回ってこないことがほとんどです。
そのため、「行けば必ずある」と期待しすぎず、複数のショップを回るついでに運試しをする感覚で訪れるのが、賢い購入のコツと言えるでしょう。もし御殿場で自分の足にぴったり合う名作に出会えたなら、それはその靴に呼ばれたと思って間違いありません。
ちなみに、遠方から行く場合は、事前に電話で特定のサイズの在庫があるか軽く確認してみるのも一つの手ですが、詳細な在庫状況は教えてもらえないことも多いので、基本は足で稼ぐスタイルですね。
伊勢丹クリアランスセールの開催時期と対象モデル
紳士靴の聖地として名高い伊勢丹新宿店。こちらのメンズ館地下1階にあるジョンロブコーナーでも、年に数回セールが行われます。例年、冬は1月2日の初売りから、夏は7月上旬からクリアランスセールがスタートします。
百貨店のハウスカードを持っている方にとっては、ポイント還元も相まって非常にお得な機会になりますね。
ただし、ジョンロブに関しては他のブランドとは一線を画す厳格なルールがあります。実は、シティ2やフィリップ2、ロペスといった「コアコレクション」と呼ばれる超定番の継続モデルがセール対象になることは、経験上ほぼあり得ません。
これら定番品はブランドの資産価値を守るため、安売りされないよう徹底されています。では、何がセールにかかるのかというと、主に以下のようなモデルです。
「定番の黒ストレートチップを百貨店のセールで安く買いたい」と考えている方にとっては、少し厳しい現実かもしれませんね。
セールの立ち回り方
伊勢丹のセールは初日の午前中に勝負が決まります。特にジョンロブのような人気ブランドは、開店と同時にサイズが欠けていきます。もし狙っている特定のモデルがセールの対象になりそうだと事前に情報を掴んだ場合は、初日の早い時間を狙いましょう。
また、三越伊勢丹オンラインストアでも同時期にセールが開催されますが、オンラインに出るのはごく一部のモデルに限られるため、実店舗に足を運ぶ価値は十分にあります。
公式のバイリクエストでお得に仕立てる方法
ジョンロブファンにとって、セールと同じくらい、あるいはそれ以上に重要なイベントが「バイリクエスト(By Request)」です。
ジョンロブのバイリクエストは、現行モデルやアーカイブコレクションから、
お好みのスタイルをパターンオーダーしていただけるサービスです。お客様のご希望通りの1足に仕上がるように、オーダーの詳細や方法については、
公式バイリクエストより
ジョンロブのスタッフがご案内いたします。
これは、既存のモデルをベースに、自分の好きな革の種類、カラー、ソール、さらにはライニング(裏地)まで指定してオーダーできる受注会のことです。2026年も伊勢丹新宿店をはじめ、全国の主要な百貨店や直営店で開催が予定されていますね。
「オーダーなら定価より高いんじゃないの?」と思うかもしれませんが、実はこのイベントが「お得」と言われるのには理由があります。通常、ジョンロブで既製品以外の仕様をオーダー(パーソナルオーダー)する場合、商品代金に加えて数万円の「サーチャージ(オーダー手数料)」がかかります。
しかし、バイリクエストのフェア期間中に限り、この数万円のサーチャージが無料になるという太っ腹なキャンペーンが行われるのです。
バイリクエストを狙うべき理由
これは直接的な現金値引きではありませんが、自分の足に合ったウィズ(足幅)を選び、理想の革で一から仕立ててもらえることを考えれば、実質的な価値はセール価格で買うのと同等、あるいはそれ以上かもしれません。
特に「フィリップ2をこの色のスエードで作りたい!」といった明確なこだわりがある人にとっては、この時期を逃す手はありません。一生モノの相棒を手に入れるための、最も誠実で贅沢なルートと言えるでしょう。
英国公式サイトのアーカイブセールでの注文手順

デジタル時代において見逃せないのが、本国イギリスのジョンロブ公式サイトで開催される「Archive Sale」です。
近年、ブランド側も在庫整理の場としてオンラインを活用しており、不定期ながら非常に魅力的な価格でセール品が放出されます。日本にいながらにして、本場イギリスのセール価格を享受できるのは非常に大きなアドバンテージです。
注文の手順自体は一般的な海外通販と変わりませんが、いくつかのステップと注意点があります。まず、UKサイト(またはEUサイト)にアクセスし、メニューから「Archive」や「Sale」の項目を探します。
ここで便利なのがフィルター機能です。自分のUKサイズとウィズをあらかじめ選択しておくことで、在庫があるものだけを瞬時に表示させることができます。ジョンロブのセールは世界中のコレクターが注視しているため、迷っている数分の間に「売り切れ」になることも珍しくありません。
アーカイブセールの価格例
| モデル名(例) | 定価(参考) | セール価格 | 割引率 |
|---|---|---|---|
| Edgar (Oxford) | £1,960 | £1,180 | 約40%OFF |
| Lopez (Loafer) | £1,400 | £780 | 約44%OFF |
| Alder (Boots) | £1,810 | £1,020 | 約43%OFF |
このように、ポンド建てで見ると非常に安く感じますが、ここに国際送料や後述する高い関税が加わります。また、UKサイトで購入した場合は原則として「イギリス国内向け」の配送が想定されていることが多く、日本への直送が不可なケースや、直送できても送料が非常に高額になる場合があります。
そのため、転送サービスを利用する手間が発生することもありますが、それを差し引いてもモデルによっては国内価格より10万円近く安くなる可能性があるのは驚異的ですね。
個人輸入での関税計算とトータルコストの注意点

「イギリスのセールで安く買った!」と喜ぶのはまだ早いのが、革靴の個人輸入の難しいところです。海外から日本へ革靴を輸入する場合、商品代金以外に「送料」「関税」「輸入消費税」が必ず発生します。これらを合計した「トータルコスト」で考えないと、結局国内で買った方が安かった……なんていう失敗にもなりかねません。
特に注意が必要なのが関税です。革靴の関税率は、日本において非常に高く設定されていることで有名です。基本的には以下の計算式が高い方の額で適用されます。
革靴の関税率(原則)
「商品代金の30%」または「一足につき4,300円」のいずれか高い方
※経済連携協定(EPA)の適用により、原産地証明があれば段階的に引き下げられますが、個人輸入の場合は適用手続きが複雑になることが多いです。
(出典:財務省関税局「実行関税率表」を参考に集計)
例えば、セールで約15万円(£780程度)のローファーを買った場合、関税だけで4万円以上、さらに輸入消費税が1〜2万円程度かかってくる計算になります。
送料も含めると、トータルでは20万円を超えてしまうことも。個人輸入を検討する際は、為替レート(ポンド円)だけでなく、これらの諸経費をあらかじめ上乗せしてシミュレーションしておくことが不可欠です。
また、大きなリスクとして「サイズ間違い」があります。ジョンロブはラストによってサイズ感が大きく異なるため、一度も履いたことがないラストの靴を個人輸入するのはギャンブルに近いです。
返品しようにも、国際送料と関税の払い戻し手続き(これが非常に面倒です)を考えると、現実的には「サイズが合わなかったら二次流通で売るしかない」という覚悟が必要になります。まずは国内の店舗で自分のマイサイズをしっかり把握しておくことが、個人輸入を成功させるための鉄則ですね。
ジョンロブのセール品を見極めるポイントと並行輸入

日本国内にいながらにして、より確実に、かつ納得のいく価格でジョンロブを手に入れるためには、並行輸入市場の活用と「セール品」特有の仕様への深い理解が欠かせません。ここでは、賢い買い物のための具体的なチェックポイントを掘り下げていきますね。
並行輸入店でのシティ2やフィリップ2の実勢価格
ジョンロブを安く買う上で、現在最も現実的かつ安定した選択肢となっているのが、楽天市場やYahoo!ショッピング、あるいは独自の販路を持つ並行輸入専門店での購入です。
これらのお店は、日本の正規代理店を通さず、海外の正規小売店や卸業者から直接買い付けることで、日本の定価よりも大幅に安い価格設定を実現しています。
特に皆さんが狙っているであろう「シティ2」や「フィリップ2」といった人気モデルの実勢価格をリサーチしてみました。2026年現在、為替の変動はありますが、概ね以下のような価格帯で推移しているようです。
国内定価が20万円を大きく超え、プレステージラインに至っては30万円に迫る勢いであることを考えると、この価格差は無視できないレベルですよね。
| モデル名 | 国内定価(参考) | 並行輸入実勢価格 | 期待できる差額 |
|---|---|---|---|
| City II(シティ2) | 約21万円〜 | 約18.8万円〜19.5万円 | 約2万円〜 |
| William(ウィリアム) | 約23万円〜 | 約16.9万円〜18.5万円 | 約5万円〜 |
| Philip II(フィリップ2) | 約29万円〜 | 約24.8万円〜27.0万円 | 約3万円〜 |
ここで「なぜこんなに安いの?偽物じゃないの?」と不安になる方もいるかもしれませんが、並行輸入品そのものが偽物というわけではありません。海外と日本の価格差や、大量仕入れによるボリュームディスカウントが反映されているだけなんですね。
ただし、並行輸入品には「メーカーの正規保証書が付属しない場合がある」「国内正規店での修理時に割増料金が発生することがある」といったデメリットも存在します。私個人としては、数万円の差額を「将来の修理代や安心料」としてどう捉えるかが、並行輸入を選ぶかどうかの分かれ道かなと考えています。
また、並行輸入店では「在庫がある時が買い時」です。定番モデルであっても、人気のサイズ(UK7.0や7.5など)は入荷してもすぐに売り切れてしまい、次の入荷まで数ヶ月待ち……ということも珍しくありません。ポイントアップ期間を狙いつつも、在庫状況をこまめにチェックする忍耐強さが必要になりますね。
偽物対策に役立つSスタンプの意味と品質の正体
ジョンロブの「セール品」を語る上で避けて通れないのが、通称「Sスタンプ」の存在です。

オークションサイトやフリマアプリ、あるいは海外のアウトレット品で「S」の刻印があるものを見て、「これって偽物?」と疑ってしまう人も多いのですが、実はその逆です。Sスタンプは、その靴が間違いなくジョンロブの工場で作られた「本物」であることを証明する印の一つでもあります。
この「S」は「Seconds(セカンド品)」の略で、ジョンロブの極めて厳しい自社検品基準において、わずかに基準に満たなかった個体に押されます。エルメスグループ傘下にあるジョンロブは、素材選びからして異常なほど贅沢です。最高峰のタンナーから仕入れた革のうち、製品として使用されるのはわずか60%程度。残りの40%は、ほんの少しのトラ(シワ)や血筋、目立たない色ムラがあるだけで「一級品(First Quality)」からは外されてしまうんです。
Sスタンプが押される主な理由
特筆すべきは、これらの瑕疵が「靴としての構造的な欠陥(Structural Defect)」であることはまず無いという点です。出し縫いの堅牢さや、ラストの造形美、履き心地に直結するインソールの作りなどは一級品と何ら変わりません。つまり、「自分で履いて楽しむ分には、どこに傷があるのか専門家でも分からないレベル」のものが、Sスタンプのおかげで定価の半額近くで手に入ることもあるわけです。
ファミリーセール情報の効率的な入手方法
一般のショップで行われるクリアランスセールとは別に、限られた人だけが招待される「ファミリーセール」という禁断の(?)ルートも存在します。ジョンロブはエルメスジャポンのグループであるため、過去にはエルメス関連のファミリーセールや、特定の商社が主催する招待制セールに並んだという話も耳にします。
こうしたクローズドな情報を効率的に入手するのは容易ではありませんが、いくつかのヒントがあります。まず最も確実なのは、「百貨店の外商顧客やジョンロブ直営店の常連になること」です。年間で一定以上の購入がある顧客には、一般公開されない特別な先行セールの案内や、内輪の受注会の招待が届くことがあります。とはいえ、これはこれから安く買いたい人にとってはハードルが高いですよね。
現実的な情報収集のステップ
私たちのような一般的なファンができることとしては、以下のようなアクションが考えられます。
特にセレクトショップが別注をかけているモデルなどは、そのショップ独自のセール時期に大幅値引きされることがあります。
以前、とあるセレクトショップの閉店セールや在庫一掃セールで、ジョンロブがひっそりと30%OFFになっていた場面に遭遇したことがありますが、そういった情報は足とネットで稼ぐしかありません。ファミリーセールという言葉に惑わされすぎず、まずは身近なショップの動向を注視するのが、実は一番の近道だったりします。
聖地ノーザンプトンのファクトリーショップ訪問ガイド
もしあなたが「旅を楽しみながら、世界で一番安くジョンロブを手に入れたい」と願うなら、イギリス・ノーザンプトンにあるファクトリーショップへの巡礼を強くおすすめします。ここは世界中の靴好きが最後に行き着く、まさに聖地です。

ロンドンから電車で1時間ほど揺られた場所にあるそのショップは、華やかな銀座の直営店とは真逆の、質素で堅牢な工場の片隅にあります。
住所は「40-46 Oliver St, Northampton NN2 7JJ」。入り口はセキュリティのために鍵がかかっており、インターホンを押して開けてもらうスタイルです。この「知る人ぞ知る」感じが、ファンの所有欲をそそるんですよね。店内には、先ほど説明した「Sスタンプ品」や、製造が終了した廃番モデル、試作サンプルなどが棚にぎっしりと並べられています。
ファクトリーショップの魅力とルール
ここでの買い物は、まさに「出会い」そのものです。お目当てのシティ2がない場合もありますが、代わりに見たこともない美しい色のシングルモンクに出会えるかもしれませんよ。
楽天やヤフーショッピングの還元で実質安く買う
海外へ行く時間も、個人輸入の関税を計算する手間も惜しい。でも安く買いたい!という方にとっての最適解は、結局のところ「国内大手ECサイトのポイント還元をフル活用すること」に集約されます。私も以前、この方法で憧れのウィリアムを手に入れましたが、その時の満足度は非常に高かったです。

楽天市場なら「お買い物マラソン」や「楽天スーパーSALE」、Yahoo!ショッピングなら「超PayPay祭」といった大型イベントが狙い目です。これらの期間中に並行輸入店で購入すると、以下のような還元が期待できます。
例えば、18万円のシティ2を購入して合計15%のポイントが還元されれば、実質価格は15万3千円。
さらにお手入れ用の純正クリームや、ジョンロブの純正に近い高品質なシューツリーを、その還元ポイントでタダ同然で買い揃えることも可能になります。これは実店舗のセールでは絶対に不可能な、ECサイトならではの「裏技」的な安さですね。
理想の一足に出会うジョンロブのセール活用まとめ
ジョン ロブ セールについて多角的に見てきましたが、いかがでしたでしょうか。定価で買うのが一番の安心感であることは間違いありませんが、こうした「少しでも安く手に入れるためのルート」を知っておくことで、憧れの存在だったジョンロブが、ぐっと身近に感じられるようになったかなと思います。
最後にお伝えしたいのは、どのルートで買ったとしても、その靴がジョンロブである以上、あなたの足元を最高に輝かせてくれるという事実です。20万円の新品を買うのも、10万円のファクトリーショップ品を買うのも、どちらも素晴らしい選択です。大切なのは、自分にとって納得感のある方法を選び、その靴を長く、大切に履き続けることですよね。
ジョンロブの靴は、適切なメンテナンスを行えば、ソールを張り替えながら20年、30年と連れ添うことができます。もしこの記事が、あなたにとって最高の一足へと繋がるきっかけになったなら、管理人としてこれほど嬉しいことはありません。ぜひ、後悔のない一足を見つけ出してくださいね!
